今回はバイクデカールの張り替え方法です。
使ったデカールは例によってScrub-Designz、スロバキアの会社です。
購入方法は以下の記事が詳しいよ!
WR250のデカールで個性を出すには その1 – 自作にするか、注文するか – | WR250Xの説明書
WR250X/Rのデカールをスロバキアのデカールブランドであるスクラブデザインから取り寄せ、貼り付けてみました。英語サイトでの注文までの手順を纏めています!
最近MX-GPにもデカール供給しているらしく、HPがパワーアップしていく…儲かってますなあ。
動画の解説はこちら
動画でも解説してますので、静止画で分かりづらい方はこちらもどうぞ!
用意するもの
デカールの張り替えで用意するものはコレだけ!
霧吹き
この手法ではデカールを「水貼り」という方法で行います。
濡れた布なので代用可能ですが、圧倒的に効率化するので霧吹きを使いましょう。
ご家庭にあるもので良いです。持ってなければ買いましょう。※100均のでOK
ヘラ(スキージー)
貼ったあと、空気と水を抜くのに使います。
指で代用可能ですが、指紋がなくなります。
ヘラがあると綺麗に仕上がるし作業も早いです。
(2023/2追記)
ウラガミワークスのソフトスキージーが圧倒的にオススメです。
車用のスキージーを買っても硬くて使い物にならないので、絶対ウラワク製が良いです。
お値段たったの500円。
タオル
水貼りでは大量の水が出ます。
タオル1枚だと足りないかも。あって困らないので、心許ない人は買いましょう。
※100均のでOK
外装外し
外装を外しましょう!
外し方は以下の記事に書いてあります。
超簡単!WR250R/Xの外装の外し方 | WR250Xの説明書
どこよりも詳しいWR250X/Rのシュラウド、カウルの外し方です。 これを見れば誰でも外装を取り外すことができます!
ヘッドライトとスイングアームは、バイクに取り付けたままでも綺麗にデカールを貼れます。
それ以外は外した方が作業しやすいでしょう。
デカールの剥がし方
基本的に引っ張れば剥がれます。たかだが強力シールなので。。
夏場は接着剤が緩いのですぐ剥がれますが、冬だとかなり固いが場合もあります。
そんな時はドライヤーで乾かすと剥がれやすいです。
また、パーツクリーナーを外装とデカールの間に吹くのも効果的です。
外装の脱脂
デカールを剥がしたら、次は脱脂します。
外装の上に残った古いデカールのノリや、皮脂を除去することが目的です。
パーツクリーナーで十分に脱脂することができますが、厳密にいうと少し油が残ります。
もし、さらに完璧な脱脂を行いたい場合は、塗装用のクリーナーを買うのがオススメです!
コレなら完璧に脱脂してくれます。
デカールの貼り方
デカールは水貼りという方法で貼ります。
簡単な手順は以下の通りです。
- デカールを剥がし、貼る面に水を吹きかける
- 外装のデカールを貼る面に水を吹きかける
- デカールを仮置きして位置合わせする。(まだ押し付けない)
- 真ん中から外側に押し付けていき、水を抜く
デカールを剥がし、貼る面に水を吹きかける
最初は抵抗がありますが、デカールの接着面に水をかけます。
霧吹きで水をかけるのがオススメ。
外装のデカールを貼る面に水を吹きかける
外装側も同じです。霧吹きで水を吹きかけます。
デカールを仮置きして位置合わせする。
デカールを仮置きします。
端が合うようにそっと置きますが、
真ん中から外側に押し付けていき、水を抜く
位置が決まったら真ん中から端に押していきます。
端から合わせたくなりますが、決してしないように。中心部に水が残ります…。
完成!
完成です!
割と良くできたのではないでしょうか。
転んで傷ができている部分はどうしても段差ができます…。
気になる人は新しい外装を買おう!
スイングアーム、ヘッドライトはバイクに取り付けたまま作業可能!
スイングアーム外してデカール貼る奴がいたら、そいつの気合いはホンモノです。
スイングアームも忘れずに作業します。
やり方は同じです。剥がして…。
脱脂して…
貼る!コレだけ!
完成!
あとは外装を組み付ければ完成!
コレが貼り替え前!
コレが貼り替え後!
好みはあるので「どっちがいい!」とかは置いといて、2万円でコレだけのイメージチェンジができるのは素晴らしいです!
皆さんもぜひ、ご自分でのデカール貼り替えに挑戦してみてください!
ありがとうScrub Designz!