超簡単!WR250R/Xのリチウムイオンバッテリー化【軽量化】

超定番カスタムのリチウムイオンバッテリー化を納車7年目の今更やってみました。
衝撃的なほど軽くなる一方で冬の始動性が悪くなる等のデメリットも耳にします。
その変どうなのかってのを書いていきます。

けん

交換方法だけ見たい人はもくじから飛んでね

お買い物リスト

リチウムイオンバッテリーは「YTZ7S互換」のものを使用しましょう。
※YTZ7SはWR250X/R純正バッテリーの型番

けん

私はSkyrichのリチウムイオンバッテリーを購入しました。
(ハスクのTe250iで1年以上運用して冬季含めノートラブルだったため)

あとリチウムイオンバッテリー用の充電器を持っていない人は買いましょう。

けん

高すぎる電圧で充電すると急激に劣化して故障するんだと。
一応Skyrich製充電器を買ったけど、リチウムイオンバッテリー対応なら別メーカーでも良いと思う。

Skyrich製充電器は12,000円!!!!!
めっちゃ高いのでもっと安くて良い製品があったらコメント欄で教えてください。

リチウムイオンバッテリーって何がええの?

リチウムイオンバッテリーの利点は…
軽い
この一言に尽きます。

けん

他にも色々あるけど、金を払う価値があるのはこれ。

リチウムバッテリーと鉛バッテリーの重量比較

実際に測ってみました。
まずは純正の鉛バッテリー(GSユアサ製 YTZ7S)は2090g

そして今回入れるSkyrichのリチウムイオンバッテリーは509g!

けん

軽くなりすぎだろ…なんだこれ…

実に1500g以上の軽量化になります。
こんな小さなパーツを変えるだけでチューブレスにするくらいのインパクトがあります。

軽量化以外のメリット・デメリット

けん

まあ軽量化以外にも色々あるけど、微々たるもんよ。
軽量化以外を目的に導入する人は少ないと思う。

鉛バッテリーと比較したリチウムイオンバッテリーのメリット・デメリットはこんな感じです。

リチウムイオンバッテリーのメリット
  • 小型(空いた隙間にETCを入れる人もいます)
  • 長寿命
  • メンテナンスの手間が少ない(液補充等が不要)

リチウムイオンバッテリーのデメリット
  • お値段が高い
  • 過度な高温・低温に弱い
  • 過充電や過放電に敏感
  • 過電圧での充電に敏感(14.8V以下の充電器が必要)

ちなみにハスクバーナのTe250iで真夏・真冬も運用しましたが、0度~38度の間くらいなら普通に始動します。
年越し宗谷岬や、真夏の日向に置いておく等、極端なことをすると指導性が悪くなるかも?

けん

デメリットをメリットが上回ってるので買う人が多いって話ですね。
決して完璧な製品ではないです。

おすすめのリチウムイオンバッテリー

結論から言うと、オススメはSkyrich/AZ/DRC/SHORAIどれかです。

けん

価格を見てSkyrich/AZ/DRCの3択になると思う。

発売中のYTZ-7S互換のリチウムイオンバッテリー全種を並べるとこんな感じ。

YTZ-7S互換のリチウムイオンバッテリー
  • Skyrich HJTZ7S-FP-SI (17,800円くらい)
  • AZ ITZ7S-FP(17,500円くらい)
  • DRC タフスター D45-09-102(15,500円くらい)
  • SHORAI LFX14L2-BS12(25,500円くらい)
  • NOCO NLP5(16,000円くらい) ※個人的に非推奨
    →配線取り付けのネジ系が合わず加工が必要
  • パーフェクトパワー LFP7S-DS(12,000円くらい) ※個人的に非推奨
    →何回か始動すると動かず自然放電し、再起不能になる報告が多数ある

けん

4万円オーバーのGETやAZハイラインは除いてます。

青塗りのバッテリーは導入した知人が複数いて、特にトラブルが発生した印象もないです。
(数ヶ月放置した、厳冬期の北海道で動かない、等を除く)

リチウムイオンバッテリーに交換してみる(交換方法解説)

では実際に交換してみます。

外装の取り外し

シート裏の2本のネジを外します。(筆者は蝶ネジに変えてます)

シートを進行方向後ろ側の上目に引っ張ると外れます。

続いて進行方向左側のサイドカバーを外します。
ここのネジ1本だけで留まってます。

ネジを外したら手前に引いて

矢印方向に引っ張るとサイドカバーが外れます。

純正バッテリーの取り外し

サイドカバーを外すとバッテリーが見えます。
ベルトで止まってますが、バッテリー下側の金具を奥に押すとベルトを外れます。

バッテリーの端子をマイナス→プラスの順で外します。

赤線がプラス、黒線がマイナスなので黒線から外してください。
プラスドライバーで外せます。

外れるとこんな感じ

リチウムイオンバッテリーの取り付け

空いたスペースにリチウムイオンバッテリーを取り付けます。
が、純正バッテリーに比べてリチウムイオンバッテリーは小型なので、付属のスポンジを貼り付けます。

両面テープで貼り付けるだけです。

左がリチウムイオンバッテリー、底面にスポンジを貼らないと配線が届かない

あとはバッテリーをスペースに収めて…

配線を繋ぐだけ。外した時とは逆にプラス→マイナスの順で繋ぎましょう。

動作確認と設定

ちゃんと動くか動作確認しましょう。
キーをオンにしてメーターが点けばおよそ大丈夫だと思います。

この時、バッテリーを外したことで時計がリセットされているため再設定してください。

時計の設定方法
  • SELECT1ボタン(上の方のセレクトボタン)を二秒以上押す
  • 時計の「時」が点滅する
  • SELECT1で時が増え、SELECT2で時が減る。RESETで決定する。
  • 時計の「分」が点滅する
    ・・・以下「秒」まで繰り返し

まとめ!始動性が良くなった!

三浦半島を試走

バッテリーが弱くなってた説はありますが、筆者の場合は始動性が良くなりました。

けん

セル3回で始動していたのがセル1回で始動する感じに。
元の始動性でも困ってなかったですが凄い。

肝心の軽さは体感できるほどの変化はなく…。人間なんて適当なもんですね。
オフをやる人は引き起こし時に効果絶大な気がしなくもないので、オススメです!

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