WR250X/Rのブレーキペダルの交換方法を解説します!
ぶっちゃけブレーキペダルはシフトペダルに比べて曲がりづらいですけどね。
それでもオフでぶん投げた時に、曲がりづらい鍛造ペダルにしたい!可倒式にしたい!という人は多いでしょう。
そんな人のためにやり方をまとめておきます。
もくじ
お買い物リスト!
ペダル交換に必要なものがこちら。
ブレーキペダル本体
もはやAmazonには在庫がない…(2022/2現在)。楽天でどうぞ。
パーツクリーナー
持ってたら購入不要!Amazon最安値はAZのやつ。
耐水グリス(使ったのはMAXIMA)
オフローダーはMAXIMA信者が多い。高圧洗浄かけてもぶっ飛びづらいグリスです。
デイトナの万能グリスでもOKだと思います。
ノーマルのブレーキペダル取り外し方法
今皆さんは上の画像の状態ですね?これを取り外します。
簡単に言うと上の赤丸のネジを2点緩めるだけです。まずは右のネジから解説します。
裏を覗くと割りピンで止まっているのが分かると思います。こいつを引っこ抜きます。
ピンチ力がある人は指でつまんで引き抜けますが、私は無理なのでラジオペンチを使いました。ない人は100円均一で買いましょう!
あとは六角で抜くだけ!抜いたらバイク本体と2本のフックで繋がっているので外しましょう。
青丸に長い針金が、赤丸に短くて黒い塊がついた針金がついてるはずです。外します。
そしたらブレーキペダルがブラブラになります。今上の画像の状態のはず。
最後のネジも外します。
ネジの裏側を見るとこちらも割りピンで止まってます。ピンをラジオペンチで真っ直ぐにして引き抜けばネジが外れます。
ノーマルとZETAトリガーブレーキペダルの比較
比較するとこんな感じ。
長さや構造は全く同じですね。曲がり防止の紐がついてるかどうかくらい。
ZETAの方が鍛造なので強度があり、先端部分が動くので転んでも曲がりづらいです。
お掃除&注油
すぐに取り付けたいところですが、お掃除と注油をしましょう。
まずはペダル取り付け部分をパーツクリーナーで掃除します。
古いグリス塗れなので入念に。
続いて外したネジの動作部分にグリスを塗ります。
これでOK!
このネジ…新品交換推奨って情報をネットで見たのですが、サービスマニュアルでそんな記載は見当たらず…。誰か知ってます?
ZETA ブレーキペダル取り付け!
逆手順で取り付けるだけですが、一応解説。
まずは左のネジを取り付けます。
割りピンはラジオペンチで元の通り曲げます。
針金を取り付けます。青丸を長い方、赤丸を短い方の針金に引っかけます。
ちなみに青丸の方がブレーキスイッチ、赤丸の方は踏んだのを戻すためのバネにつながってます。
右のネジを締めて〜
割りピンを戻します。
曲がり防止の輪っか(名称不明)取り付け
これの名前なんでしょうね?
わっかをフレームに取り付けます。
まず上の画像の赤丸部分のネジを緩めます。ちっちゃーい六角です。
こういう類の小さいネジに全部対応できるTONEのビットラチェットセットがふるさと納税で貰えるので、めっちゃ推奨します。
マジで良いので上のリンクからじゃなくて良いからバイク乗り全員もらうべき。
こんな感じ。多分あってる。間違ってたら教えてください。
動作チェック!
パーツを変えたのでちゃんと動作チェックしましょう!
まずリアブレーキを踏んで効くかどうか。メンテスタンドがある人は後輪空転させて踏んでみましょう。
ブレーキランプが点くかどうか。点かなかったら記事を遡って青丸の針金が外れてないかチェックしてください。
完成!ほぼ盆栽カスタム!
見た目は引き締まりました!
乗り心地とかはあんま変わらず…。盆栽カスタムですねこりゃ。
ブレーキペダル周り、サービスマニュアルに書いてなくね?
ほぼ勘で作業ましたが多分あってます。
交換必須パーツやグリス塗布箇所、規定トルクは残念ながら分かりませんでした。