【保存版】海外ツーリングの持ち物リスト

海外ツーリングって何を持って行けばいいんだろう?

初めて海外ツーリングでは特に、お悩みの方が多いと思います。

5ヶ国5000kmを走った私や、旅で出会った海外ツーリストが何を持って来ていたか、公開します!

これを見れば困らない持ち物リストにします。

「これが足りない!」などありましたら、コメント欄にご意見下さい。

準備に時間が掛かるものもあるため、お早目の準備をオススメします。


スポンサーリンク



0.荷物を入れるバッグ

持って行くものの前に、荷物を入れるバッグのおはなし。

海外ツーリングに持っていくバッグは3つのパターンに分けられます。

 バッグのパターン 


1. バックパック
2. ドライバッグ
3. キャリーケース



それぞれにメリット、デメリットがあります。

メリットデメリット
バックパック徒歩移動が楽防水対策が必要
ドライバッグ防水対策が万全徒歩移動時に持ち運びづらい
キャリーケース大容量バイクに積めない


詳しく説明します。

0.1 バックパック

バックパックとは、背中に背負うタイプの大きいリュックです。

こんな人におススメです。

徒歩での観光が多い国に行く
行った先で山にも登りたい

楽に背負うことを考えて軽く作っているものが多いため、徒歩での観光が非常に楽です。

防水対策がされていない物が多く、雨の際はレインカバーをかける必要があります。

バイク専用品ではないため、積載には工夫が必要です。

私は徒歩での世界遺産観光が多いカンボジアに行くのに使用しました。

# 私が使用したのは容量の大きい”カメラバッグ”ですが…

0.2 ドライバッグ

出典:TANAX様

ドライバッグとは完全防水のバッグのことです。

こんな人におススメです。

雨が多い国に行く
背負って歩くことが少ない

荷物が濡れないため、雨を気にせずバイクに積載できます。

その反面、背負いづらく、バッグ自体も重いため徒歩での移動には向いていません。

ドライバッグを持って行く場合は、徒歩での観光用に小さいバッグを持って行った方が良いです。

バイク専用品も出ているので、多少積載は楽だと思います。

おススメはタフザックです。安くてデカくて、積載しやすい。


私はバイク移動がほぼ全てだった台湾ツーリングで使用しました。



0.3 キャリーケース

出典:楽天様

一般的な旅行用キャリーケースのことです。

こんな人におススメです。

ツアー参加なので後ろから車が付いてくる

バイクには積載できませんが、大容量を持っていけます。

後ろから車が付いてくる場合はキャリーケースでOKですが、個人旅行の場合はバイクに積載できないため使用できません。

後述しますが、ヘルメットも中に入れることができます。

私はツアー参加だったモンゴルツーリングに使用しました。

関係ないけど、これ欲しいですね…。

【発売日未定】 任天堂販売 スーパーマリオ トラベル スーツケース(ワインレッド) NSL-0072 [35L]



バッグの防犯対策

最初に言うと、絶対に盗まれない対策はあり得ません

いくら鍵を掛けたってナイフで切れば中身は取られます。

重要なのは、「盗みづらく見える」バッグを作ることです。

窃盗犯から見て、少しでも盗みづらくしていれば、他の人を狙うはずです。

要は、「防犯対策をしているぞー!」と目立ってアピールできれば良いのです。

目立つ色の南京錠を掛けるのがオススメです。

前置きはここまで!

ここからは、「これらのバッグに何を入れるか」という持ち物リストのお話です!

1.持ち物リスト

詳細は後述しますが、持ち物リストは以下です。

絶対に必要なもの

万人共通、どこの国に行くにも持って行く必要があるもののリストです。

 絶対必要な持ち物リスト 

・パスポート
・国際免許証
・SIMフリースマホ or 海外対応Wifi
・航空券(スマホ内PDF + e-チケット印刷)
・コンセントタップ
・モバイルバッテリー
・ヘルメット
・グローブ
・スマホホルダー
・防水スマホケース
・レインウェア
・ライトダウン
・ツーリングネット or 荷締めベルト

できたらあった方が良いもの

人や場所によっては不要ですが、ほとんどの人にとって必要なものです。

 できたらあった方が良い持ち物リスト 

・シャツ×3、靴下×3、パンツ×3
・ハーフパンツ
・ネックウォーマー ・寝ホン ・カメラ
・三脚
・カメラ清掃具
・SDカード
・カメラ予備電池
・日焼け止め

人によっては必要なもの

人や場所によっては必要ですが、持って行った方が良い場合があるものです。

 人によっては必要な持ち物リスト 

・シャンプー、リンス、ボディソープ
・歯ブラシ
・髭剃り
・無水シャンプー
・ノンアルコールお尻ふき


2. 絶対必要なもの

ここで記載するのは万人共通で絶対に必要なものです。

解説が必要なものだけ、説明します。

国際免許証

必ず自分が行く国が国際免許で運転できるか、警視庁のHPで確認してから行きましょう。

運転できない場合は、事前に翻訳した免許などを持参しましょう。

#それも無理な場合は現地で翻訳です

財布

ただ財布を持っていけば良いというわけではないです。

メインの財布、サブの財布で分け、2つ持っていくのが理想です。

普段使いをサブの財布にしておくことで、盗難の被害を最小限にすることができます。

クレジットカードについて

必ずクレジットカードを2種類持っていきましょう。

例えば、VISAとマスターなど。JCBは日本ブランドなので使えるところが少ないです。

それぞれのクレジットカードをメインとサブに1枚ずつ入れておきましょう。

必ずキャッシングサービスを使えるように申請しておいてください。

現金について

現地通貨をいくら両替するか事前に決めておき、日本円を入れておきましょう。

行先の国の空港で両替した方がレートが良い場合が多いです。

不安な人は日本で両替した行先の国通貨を持っていきましょう。

SIMフリースマホ or 海外対応Wifi

一人の場合はSIMフリースマホ、複数人の場合は海外対応Wifiがオススメです。

メリットデメリット
SIMフリースマホ値段が安い
電話が使える
Wifiの電池管理が不要
大人数で使えない
現地でSIMを買う手間がある
海外対応Wifi大人数で使える
日本でレンタル可能
値段が高い
荷物が増える
充電する物が増える

SIMフリースマホ

日本で買ったSIMフリーのスマホを持っていく方法です。

現地でSIMカードを購入し、差し込み使用します。そのため、少しの知識が必要です。

「SIMカードって何?」という人は諦めてWifiにしてください。

電話も使えるため、現地でホテルに連絡できたりとメリットがあります。

SIMカードを挿した1台のみ、現地で通信できます。

※SIMフリースマホを1台用意し、テザリングをすれば大人数で使用できますが、電池の減りが凄まじいので現実的ではありません。

海外対応Wifi

いわゆる、イモトのWifiみたいなサービスです。

日本で契約し、空港で受け取れるため一切の英語が必要ありません。

電源をオンにしてパスワードを入れれば使用できるため、難易度も低いです。

ただし、現地でSIMを買うより高いことが多いです。

航空券(スマホ内PDF + e-チケット印刷)

出典:JAL様

航空券はWebチェックインの場合でも、チケットを印刷して行って下さい。

Webチェックイン全盛の現代で航空券を印刷する人は少ないと思います。

メールで予約番号が分かりますし、バーコードの表示もできます。


しかし、行った先の国でスマホをなくした場合はどうでしょうか。

私は経験がありますが、予約番号どころか、自分が乗る飛行機の便名すら分からなくなります。

縮小で良いので印刷し、パスポートに挟むなど、スマホと別に控えておくべきです。

ヘルメット

ヘルメットはヘルメットケースの中に入れます。

バッグパック、ドライバッグで行く人は、おそらくヘルメットがバッグに入りません。

背負うバッグとは別にヘルメットケースに入れて持って行くことになると思います。

ヘルメットが濡れると萎えるので、防水のにしておきましょう。純正のヘルメットケースがある人はそれでも問題ないです。

ちなみに、飛行機に乗る際は注意です。

ほとんどの航空会社は2つ目以降の手荷物に追加料金を取っています。

会社によって、ヘルメットケースくらいの小さい荷物なら2つ目の手荷物を許容してくれることもありますが、覚悟はしておいてください。

# 私はこれまでの海外ツーリングで、バックを背負いヘルメットケースを持って飛行機に乗っていますが、追加費用は取られたことがないです。

グローブ

通常使用のグローブのほかにレイングローブは持って行った方が良いです。

なければ安いゴム手袋でも構いません。あるとないでは全く違います。

※グローブが濡れても、宿にドライヤーがなく乾かせない場合があります。


ヘルメットの中に入れて持って行きましょう。

コンセントタップ

行った先の国が日本と同じコンセントの規格とは限りません。

以下のような色んな国のコンセントに対応したタップは持って行くべきです。

私が使用したのは、日本コンセントのほかにUSBが2口ついているこちら。安い!



スマホホルダー/防水スマホケース

スマホをナビに使用するため、持参しましょう。安いので十分です。

予約したバイクに取り付けられる形状にしましょう。

※バーハンドルではないスクーターなどを借りた場合、ミラーにクランプするタイプのスマホホルダーを持って行きましょう。

この時、サインハウスやラムマウントの高級スマホホルダーは、レンタルバイク屋に目を付けられる可能性があるためやめましょう。

私はカンボジアでレンタルバイク屋に持って行かれそうになりました。

また、雨対策として防水ケースも持って行きましょう。こちらも安いので十分です。


レインウェア

東南アジア等、暑い国に行く人は透湿性の高いものを持って行った方が良いです。

暑い国で透湿性のないレインウェアを着るとウェア内が蒸して深いですし、熱中症のリスクがあります。



ライトダウン

ユニクロのウルトラライトダウンなどの軽量ダウンのことです。

コンパクトに纏まるため、防寒着で持っていた方が良いです。

また、行先の国が夏、日本が冬という場合、日本の家と空港間はライトダウンを着ておけば、行先の国でアウターが荷物になることがありません。



ツーリングネット or 荷締めベルト

バイクに荷物を固定するための道具です。

自分の荷物の形状、バイクのキャリアの形に合わせて好みの方を持参してください。

余談ですが、ツーリングネットはTANAXがオススメです。

10年で5種類くらいツーリングネットを試しましたが、耐用年数が圧倒的に長いです。


3.できたらあった方が良いもの

人や場所によっては不要ですが、ほとんどの人にとって必要なものです。

解説が必要なものだけ、説明します。

シャツ×3、靴下×3、パンツ×3

私が推奨する、旅行の時の服の最大量がこれです。

私はどんな長期間の旅でも、服はこれしか持って行きません。

服は場所を取りますし、旅行はファッションショーではないためです。

着ていくものと合わせて4日分しかないですが、3日目に洗濯すれば事足ります。

足りなくなったら、あっちで新しいものを買ったらいいのです。

※ホテルに洗濯機がない途上国でも、近くに洗濯屋さんがあったりします。

「Where is laundry」と受付で聞けば大抵の国で教えてくれます!

乾かなかったら、次の日バイクに括り付けて走れば乾きます。

ハーフパンツ

街歩き用、寝巻き用で1着持って行きます。

長袖長ズボンが原則のバイクで旅行するため、暑い国では別で持って行く必要があります。

※イスラム圏などに行くと神社仏閣は半そで半ズボンで回れないこともあるので事前に調べましょう。

ネックウォーマー

暑い時期に行くなら不要と感じるかもしれませんが、持って行った方が良いです。

飛行機の機内が冷えていた場合の防寒具、乾燥していた際のマスクの代替品として重宝します。

かさ張らないですが、効果が大きいです。夏以外は必需品。

安いのでOKです。



寝ホン

寝ホンとは、睡眠に特化したイヤホンの通称です。

個人的には必需品の方に入れたいくらい、重要です。

飛行機で隣のいびきがうるさい、赤ちゃんが泣いている。

宿で荷物を漁る音がうるさい、深夜まで話声がする。

と言ったことは、旅にはよくあると思います。

そんな時、寝ホンがあればほぼ解決します。横になった時、耳が痛くありません。



カメラ清掃具

特に一眼レフを持って行く人は持って行った方が良いです。

自然にあふれた中でレンズ交換をすると、思った以上にゴミが入ります。

簡素でコンパクトなもので良いですが、持って行った方が良いと思います。

私は何度も助けられました。


日焼け止め

暑い国に行くなら必須です。

1日でも派手にヘルメット焼けするので、毎日塗りましょう。

ちなみに、機内の手荷物持ち込みの場合は、100ml以下の容器に入れた上で、プラスチックの透明な袋(ジップロックなど)に入れないといけません。

100ml以上を買わないように注意しましょう。


4.人によっては必要なもの

人や場所によっては必要ですが、持って行った方が良い場合があるものです。

解説が必要なものだけ、説明します。

シャンプー、リンス、ボディソープ

海外ホテルにはシャンプー/ボディソープが備え付けられていないこともあります。

あっても、髪の毛がキシキシになる、質の悪い銭湯にあるようなシャンプーだったりします。

少しの荷物で劇的に変わるため、私は持って行くことにしています。

ダヴのトラベルセットはパッケージが100ml以下、透明のバッグに入っているという条件を満たしているため、持ち込み審査で弾かれることがありません。おススメです。


無水シャンプー

モンゴルなど、しばらくお風呂に入れないところに行く人は持って行った方が良いです。

圧倒的に不快度が変わります。

モンゴルツーリングで6日間風呂無し生活をしましたが、耐えられずウェットティッシュで頭を拭く始末でした。


ノンアルコールお尻ふき

発展途上国に行く場合は、トイレに紙がない場合が多いです。

カンボジアではトイレの中に水を張った桶があり、洗面器ですくって手で尻を洗うシステムでした。

モンゴルでは全て野グソなので紙なんてありませんでした。

お尻ふきは、お尻だけでなく体も拭けますし、荷物も拭けます。

かなり万能なのでおススメです。


スポンサーリンク



5.まとめ

参考になったでしょうか。

個人的な持ち物リストなので、欠けている内容もあるかと思います。

これは持って行った方が良い!というものがあれば、ぜひコメントください!


ここで書いた持ち物以外に、海外ツーリングに行く前にやるべき準備の記事を書いています。

スマホに何の設定をしていくべきか、等書いていますのでぜひこちらも確認して下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です