【カンボジアツーリング】総集編!!これだけで行ける!!レンタルバイクで行くカンボジアツーリングのすべて!!

私が行ってきたカンボジアツーリングのナレッジです。

ここに書いてあることだけ読めば行けるように書いたつもりなので、参考にして下さい。

カンボジアは赤土の大地が広がり、アジアでも数少ない、未開地区のある国だと思います。

その反面、危険も潜んでいます。

「カンボジアツーリングに行きたいけど、どんな危険があって、対策はどうしたら良いか分からない」という人の解決できるように書いてみます。

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1.カンボジアツーリングにかかる費用

出典:Wikipedia

合計 172,900円でした。

内訳

バイク代23,100円(1650円/日)
デポジット– 円 (パスポート)
飛行機代90,000円
宿代28,000円(2000円/日)
ご飯代16,800円(1200円/日)
観光代15,000円

2週間滞在し、結構贅沢した結果が上記です。

ひとつずつ解説します。

1.1 バイク代

バイク代は排気量によって変わります。

私はXR250というホンダのオフロードを借りて、1日15ドルでした。

私がレンタルしたお店の価格帯は以下でした。

XR650 (推定15年落ち) 3300円/1日(30$)
XR250 (16年落ち6万キロ) 1650円/1日(15$)
Honda Dream(推定15年落ち)880円/1日(8$)

後述しますが、日本製のバイクを選びましょう。

1.2 デポジット

バイクを借りるのに、デポジットが必要な場合が多いです。

カンボジアでは、驚くことにパスポートか2000ドル(22万円)がデポジットでした。

仕方ないのでパスポートを預けることにしました。

22万円って旅に掛かる総額より高いですからね…。

さすがにデポジットのパスポートを返さないようなヤバい店はGoogleMapのレビューで酷評されていると思いますが…。

パスポートを預けるのが危険と考える方は予め交渉し、現金を用意するのもアリでしょう。

パスポートを預ける際は、予めコピーを取っておいてください。

1.3 飛行機代

飛行機代は時期や時間によりますが、およそこのくらいだと思います。

※成田〜プノンペン往復

直行便7~10万円
乗り継ぎ有3~6万円

後述しますが、カンボジアツーリングは必ずプノンペン出発になります。

東京 – プノンペン間はANAのみが直行便を運航していますが、当然高いです。

時間に余裕のある人は、マニラ、シンガポールでの乗継便を利用するとかなり安く済みます。

# 私は乾季のハイシーズンに遅く予約したため9万円もかかってしまいました。

私は9万円掛けたので、安い飛行機を選べば私より60,000円安く旅ができることになります。

1.4 宿代

宿代は求めるホテルのグレードによります。

私は寝れればどうでもよかったので、ゲストハウス/ホテルを中心に泊まりました。

あくまで私の体感ですが、以下のような感じです。

ゲストハウス(ドミトリー)3$/1日(330円)
ゲストハウス(個室)10$/1日(1100円)
ホテル30$/1日(3300円)


衛生面を考えると、ドミトリーを避けるのが無難です。

何度か泊まりましたが、ドミトリーの部屋だと、涼しさを優先して部屋にドアがないところもあります。

# 屋根とハンモックがあるだけで、外で寝るところもありました。ドミトリー…?笑

乾季でも蚊がいるため、マラリアやデング熱対策を考えるとおススメしません。

最低限、個室(ドア)のある宿に泊まるべきだと思います。

エアコンを使用する場合は5$追加になったり、お湯が出る部屋は2$追加だったり、面白いシステムを導入していることもあります。

無償で殺虫スプレーを貸してくれる宿が多いので、必ず借りて最初の段階で蚊を全滅させましょう。



Booking.comで探すと、田舎でも意外と宿が見つかります。

最安値は1人1$というのを見ました。チャレンジ精神のある方はどうぞ!


1.5 ごはん代

ご飯は場所によりますが、私は一食2$~8$くらいでした。

プノンペンはかなり高めです。クメールカレーが5$と言われたとき、驚きました。

ビールは店だと1.5$するため、2杯も飲むとすぐ8$くらいになります。

田舎の国道沿いのご飯屋さんはフォーに似たヌードルが1.5$、チャーハンのような炒めたご飯が2$くらいでした。

プノンペン以外にコンビニはないので、必然的にローカルのお店で食べることになります。

ちなみにお店で売ってるビールは0.5$です。

ツーリングが終わったら飲んだくれましょう。

1.6 観光代

意外にも、観光代が結構かかります。

主に世界遺産への入場料、トゥクトゥクでの移動費がメインですが、計算したら1.5万円もかかっていました。

アンコールワット1日入場券37$(4,100円)
アンコールワット大回り
トゥクトゥクチャーター
20$(2,200円)
バッタンバン
バンブートロッコ
10$(1,100円)
トンレサップ湖
漁船チャーター
30$(3,300円)
空港 – プノンペン往復
トゥクトゥク乗車
20$(2200円)
その他世界遺産入場料30$(3,300円)

アンコールワットが高い!

怒りを覚えるレベルです。37ドルって、ビール74缶ですよ。

それでもやっぱり、アンコールワットは素晴らしいので見た方が良いです。

特に早朝のトゥクトゥクのチャーターは高いですが、早朝の人がいないアンコールワットは見る価値があります!


後述しますが、以下の区間はバイクを使っていません。

  • 空港 – プノンペン市街
    →バイクを借りる前、返した後のため
  • シェムリアップ市内
    →観光客のバイク移動禁止のため



2.カンボジアの免許

カンボジアでは国際免許を使用できます。

カンボジアはジュネーブ条約加盟国なので、日本で発行した国際免許が使えます。

国際免許の発行は簡単で、免許センターに行くと即日発行してくれます。所要時間45分くらいです。

発行には2350円かかります。

詳細はこちら(警視庁HP)

申請方法はこちらのサイトが詳しいです。

※東南アジア界隈は、国際免許が使える国、使えない国が入り乱れています。有名どころだと、ベトナムでは使えません。国境を超える方は注意してください。

ちなみに、125cc以下は免許が不要です!

なんてこった…。

これは、フン・セン首相が2016年に125cc以下のA1運転免許を廃止した(ニュースリンク)ためです。

廃止時のメッセージタイトルは「gift fo the people」

うーん、なんてロックンロールな国なんだ。

3.レンタルバイクができるお店

3.1 レンタルバイクのある街は?

バイクはプノンペンで借りてください。

レンタルバイクできる街は、首都プノンペンか、アンコールワットのあるシェムリアップの2択になります。

しかし、シェムリアップ市内で観光客が運転することは、条例で禁止されています。

ゲストハウスやホテルに対し、「バイクを貸さないように」と指導が入り、警察が取り締まりを行うなど、いろいろと面倒なようです。

そのため、貸している店もありますが、シェムリアップでバイクを借りるのはトラブルの元です。

おとなしくプノンペンで借りましょう。

3.2 レンタルバイク屋さんの探し方

とりあえず現地に行って探すというのは絶対にやめましょう

まず見つかりませんし、門前払いされると思います。

事前にインターネットで探して行きましょう。

普通にGoogleで探すと出てきます。

“phnom penh rent motorcycle”

と検索したら出てきます。

ほとんどがスクーター専門のレンタル屋です。

スクーターで回る人は、適当に口コミの良いバイク屋に連絡してください。

2019年3月時点でオフロードバイクを貸しているのはVictory Motorbike Rentalだけでした。

私はVictory Motorbike RentalさんでXR250を借りました。

英語がすこーしだけ通じます。Contact USからメールすると簡素ですが質問にも答えてくれますし、予約もできますよ!


3.3 バイクの選び方

そもそも全バイクの状態が良くありませんでした

私が借りたXR250も最初からオイルは漏れていましたし、バイク屋のおじさんは「壊れるかも!」といい笑顔でチューブとクラッチワイヤー、レバーを手渡してきました。

そして、4stバイクなのに、「時々オイルレベルを見るんだ!足りなかったら足して欲しい!」と言ってきました。

(たぶん漏れてるから減っていくんだと思います)

そんなんアリかよ…と思いながら受け取りました。

幸いマシントラブルは起きませんでした。※転んで多少壊しましたが…。

おそらく道中壊れたら、他のバイク屋で直す前提なのでしょう。

バイク社会なのでそこら中にバイク屋があるので、なんとかなりますが…。

せめてもの抵抗で、ホンダ製を借りるようにしましょう。

※カンボジアを走ると驚きますが、ホンダ産バイクのシェア率が異様に高いです。

3.4 レンタルバイク時の注意点

日本のレンタルバイクとカンボジアのレンタルバイクは文化がかなり異なります。

以下の点に注意して下さい。

・借りた直後はガソリンはほぼ空

借りたときにはガソリンランプが点灯!なんてことは普通らしいです。

説明はあるかと思いますが、バイクを借りたらすぐガソリンスタンドに行きましょう。

・キャリアが付いてるか確認

何も言わないと、キャリアが付いていないことがあります。

バッグを括りつけるために必須なので、事前にメールでBaggage Carrerが付いているか聞きましょう。

・バイクに取り付けたら、帰りに取り外してもらおう

「当たり前じゃん」と思いますが、私の時は返却時にスマホホルダーを取り外さず、持って行かれそうになりました。

借りるときに値段を聞かれたり羨ましがってたので、たぶん意図的です。

言えば外してくれますが、特にサインハウス、ラムマウント等の高級スマホホルダーは気を付けましょう。


4.バイクへの荷物の積載方法

バイクへ荷物を積載する方法は2つ考えられます。

1. リアシートに括り付ける
2. メットインにしまう

1. リアシートに括り付ける

※スクーター以外はこの方法一択のみになります。

自分のバイクでもやっている人が多いこの方法、レンタルバイクでやるにはメリット/デメリットがあります。

メリット大容量が積める
メットインをヘルメットに使える
デメリットツーリングネットが必要
防水対策が必要

大容量が積めますが、外に剥き出しのため防水対策が必要です。

また、固定するツーリングネットも必要ですし、バイクに荷掛けフックがあるか、事前に確認が必要です。

また、荷物も駐輪場に停めて移動する際、放置することになります。

簡単に盗まれない工夫が必要です。

私は常に目立つ色の南京錠をバッグに付けていました。

ハッキリ言って簡単に切れますが、防犯対策をしているアピールが大切です。

見えるところに南京錠があるだけで、抑止効果になるので、こういう安いやつで良いので付けるべきだと思います。



2. メットインにしまう

スクーターを借りるなら可能な方法。

レンタルバイクでやるにはやはりメリット/デメリットがあります。

メリット防水対策が不要
盗難対策が不要
デメリット荷物の量が限られる

バイクの中に入れるので、防水対策が不要です。

しかし、荷物の量が限られます。

あらかじめ、自分の荷物がバイクのメットインに入るか調べる必要があります。

どっちにしたの?

私はオフロードバイクに乗りたかったので、1. を選びました。

防水対策として、バッグは撥水加工のもの(大雨には耐えられない)にして、75Lのゴミ袋を持って行きました。

雨の時は被せてしのぎました。

観光をあまりしない人はタフザックのような防水バッグを使うのもありです!

また、固定はツーリングネットを持参し、キャリアに括り付けています。



5.ナビの装備

カンボジアの道路でもGoogle Mapによるナビは使えるため、スマホがあれば専用のナビは不要です。

1.モバイルWifi or 現地SIMカード
2.スマホの防水対策
3.スマホマウント

1.モバイルWifi or 現地SIMカード

当たり前ですが、ないと通信できません…。

団体ならモバイルWifi、1人ならプリペイドSIMカードがオススメです。

※別行動をしない2人以上なら共用できるモバイルWifiを1つ借りた方が安上がりです。

私は現地SIMカードを買いました。

※SIMフリーのスマホじゃないと読み込めないので注意してください。


SIMカードの調達方法は、このサイトが分かりやすいです。

空港を出てすぐにSIMカードを買うことをおススメします!



2.スマホの防水対策

スマホを外に剥き出しにする以上、防水ケースがあるにこしたことはないと思います。

雨季(4月~10月)に行く人は必ず購入して下さい。

こういうチープいのでも良いと思います。

3.スマホマウント

スマホをマウントする方法を考え、そのマウントパーツは持って行かないとレンタルバイクには付いていません。

おそらくミラーにマウントするもの、ハンドルにマウントするものの2種類があると思います。

このくらいチープなものでも良いです。高いやつは盗まれたり、空港で没収されると泣けるので…。

ナップスなどで買って借りるバイクに合う方を持って行きましょう。

ただ、ナビをつけても120km直進とか言われることもありますが…笑



6.カンボジアツーリングのシーズン

結論を言うと、カンボジアツーリングに向いているシーズンは11月後半~3月です。

理由は乾季であるためです。詳細は以下。

6.1 雨期と乾期

カンボジアには雨期/乾期、2つの季節があります。

時期ごとの雨量をおおよそ書くと以下のような感じです。

# 詳しくは “カンボジア 雨期 乾期” などで検索して下さい。

1月7mm
4月77mm
7月171mm
10月257mm

このように、11月後半~3月後半が乾季、4月~11月前半が雨季です。です。

ツーリングを楽しむなら雨の少ない乾季がオススメです。



6.2 気温

カンボジアの気温をおおよそ書くと、以下のような感じです。

# 詳しくは “カンボジア 気温” などで検索して下さい。

1月27度
4月29度
7月28度
10月28度

年間を通して暑く、最高気温は4月にピークを迎えます。

湿度が低く、最高気温も高くない12月~1月がベストシーズンと言えるでしょう。

私が行ったときは3月中旬で、38.5度まで気温が上がり脱水症状になりました。気を付けましょう!



7.交通ルール

カンボジアでは特殊な交通ルールがたくさんあります。

ちなみに後述しますが、これらのルールは無視されることが多々あります。

参考サイト:Driving in Cambodia

7.1 走行車線

カンボジアは右側通行です。

なので、日本とは逆を走ります。

気付いたら左を走ってるなんてことになれば事故に繋がるので気をつけましょう。

私は行った初日は、

「曲がったら右側…曲がったら右側…」

とずっと呟いて走ってました。

周りから不振な目で見られること以外はおススメです。

※カンボジア人は歩道を4人乗りで逆走してきます。

走行車線を過信しすぎるとぶつかるので常に前方に注意しましょう!


7.2 ヘッドライト

カンボジアでは日中ヘッドライトを付けるのは交通違反です。

日中は必ず消してください。

また、街灯がある市街でハイビームにするのも交通違反です。

※警察に止められます。

ヘッドライトはオフにできるつくりになっているはずなので、レンタル時に確認しましょう!

7.3 速度

バイクの速度制限は市街地で30km/hまで、郊外は90km/hまでです。

郊外では、トラックが60km/h制限なので、ゆっくり流れているように感じますが、乗用車が来ると100km/hくらいで抜かれます。気を付けましょう。

私は見ませんでしたが、速度取り締まりの機械を導入中とかなんとか。

※制限はともかく、知らない国の下道で90km/hも出さない方が良いです。


7.4 駐車違反

公道にはどこでも停めてよいですが、72時間を超えた駐車は交通違反となります。

「移動させられる」と聞きましたが、移動してどこに持って行かれるのかは不明です。

72時間なんて測らず、警察官の感覚で持って行く可能性が高いです。

必ずみんなが停めているあたりに停めましょう。

7.5 クラクション

カンボジアではクラクションを鳴らし放題です。

邪魔なら歩行者にすら鳴らしていいですし、それを法律も許可しています。

しかし、日中帯に限ります。深夜に鳴らすのは違法です。

慣れてきたころ、追い越し時に鳴らしてしまいそうになりますが、意識しましょう。

※カンボジアでのクラクションの使い方は後述

7.6 飲酒運転

カンボジアでは血中濃度0.05%までの飲酒運転を許容しています。

20歳/70kgの男性ならビールロング缶2本弱くらいです。

※日本だと0.06%くらいで酒気帯び運転の重い方(免許取り消し、2年欠格)にあたります。

・・・やめましょう。

ちなみに、0.05%の血中濃度で事故の確率は2倍になるそうな。

参考:アルコール健康医学協会

8.運転マナー

カンボジアは独特の運転マナーがあり、とにかく苦労しました。

基本的には、行ったもん勝ちです。

8.1 クラクション

カンボジアでは前方を走っている車/バイクが絶対正義です。

後ろなんか見ませんし、見えるミラーも付いていません。

抜くときは必ずクラクションを鳴らしてください。通りますという合図です。

※日本では「原則クラクションを鳴らしてはいけない」と習いますが、いったん忘れてください。じゃないと死にます。

8.2 信号無視

信号無視は当たり前です。信号を過信しすぎず、交差点には慎重に侵入しましょう。

※前の車に付いていくのが無難です。

しかし、市街地にしか信号はありません。

郊外に出たら気にしなくても良いです。

8.3 ウインカー

ウインカーを付けずに曲がる人、ウインカーを付けたままの人が非常に多いです。

過信しないことが大切です。

また、追い越しの時に左ウインカーを付けっぱなしにする人が一部いました。

左ウインカーを付けて車間を詰めてきたらどいてあげましょう。

8.4 過積載

過積載の車が多いです。

あまりに多すぎて、写真集が出ています。

中国雑技団のように載っていることもあり、前の車が過積載だったら、荷物が落ちてこないか注意しましょう。

カンボジアでは過積載は名物となっており、写真集すら出ています。

※この写真集は名著です。ものすごく面白いです。

非常に危険な車が多く走っており、いつ何があるか分かりません。

9.世界遺産の回り方

カンボジアには3つの世界遺産があります。

トゥクトゥクやバスで回るとお金も掛かり非常に大変ですが、バイクで回ると非常に安価で効率的です。

しかし、チケットの買い方やルールなどが少し複雑ですのでご注意ください。

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ガイドや押し売りについて

以下で説明する世界遺産では、ガイドと押し売りの数が凄いです。

基本的にジャパニーズはカモだと思われてるので、いらないものは「No!」と目を見て断るか、一切無視して下さい。

「コニチハ!」と言われて「こんにちは」と返したら、その時点でカモ認定されます。

ちなみにアンコールワットでは、小学生が押し売りをしており、多くは親にやらされています。

ここで儲かると、親は子供に働かせ続けるため、子供は学校に行けません。

買わないように警告もされています。絶対にやらないようにしましょう。

※話しかけると英語を話せるし、友達になれます。私はジュースをあげる代わりにモデルになってもらいました。



10.1 サンボ―プレイクック

サンボ―プレイクック(GoogleMap)2017年に世界遺産に認定されたばかりの遺跡群です。

バイクを借りるプノンペンから最も近いので、最初か最後に行くのが良いでしょう。

非常に人が少なく、観光地じみていないのでおススメです。

入場料

バイクを停めるとすぐに入場料の10$を請求されるので払いましょう。

そこら中にガイドがおり、6$くらいでガイドしてくれます。必要な方はお願いしましょう。(たぶん英語)

駐輪場

バイクは遺跡のすぐ近くに停められます。

注意点

飲み物屋さんがありません。

また、周辺は未開地区で、とんでもないオフロードに迷い込むことがあります。

私はGoogleMapに従ったら、小道のオフロードを30kmほど走らされ、絶望しました。

10.2 アンコール遺跡群

アンコールワット(GoogleMap)周辺には40を超える遺跡があります。

大回りコース、小回りコースとありますが、早朝初の大回りコースがオススメです。

早朝の日の出を見るアンコールワットは荘厳ですし、結構歩くので涼しい時間に回ってしまう方が良いです。

入場料

入場料は1日券で37$、3日券で67$です。

チケット売り場でチケットを買う必要があります。必ず前日に買っておきましょう。

早朝はチケット売り場が並びますし、写真を撮影することもあり数十分掛かります。

チケットの買い方はこのサイトが詳しいです!

駐輪場

バイクで回ることはできません。

前述しましたが、アンコールワットがあるシェムリアップという街の周辺は、観光客のバイク移動を禁止しています。

これは、トゥクトゥクドライバーの仕事が一定量維持する施策のようです。

トゥクトゥクで回ることをおススメします。

ちなみに、シェムリアップで有名な日本人宿のThe City Premium Guesthouseさんが日本語を話せるドライバーのトゥクトゥクチャーターをしています。

現地で友達を作り、割り勘すればオトクに回れます。

注意点

トゥクトゥクに乗りながら写真を撮ることもあると思いますが、カメラを出したりすると強奪されたりするそうです。

カンボジアのシェムリアップ、プノンペンの2大観光都市は観光客に対するスリが横行しており、油断しないようにしましょう。

バイクで行くと平和な田舎ばかり走るので、平和ボケしがちですが…。

10.3 プレアヴィヒア

プレアヴィヒア(GoogleMap)はカンボジア最北端にある寺院です。

バイクがない人はシェムリアップから200$(!)くらいのツアーで往復するようです。

私たちにはバイクがあるので格安で行けます。

天空の寺院とも呼ばれ、空気が澄んでいるときはジャングルを一望できます。

乾季だと土埃でぼやけてしまいます。

タイとの国境にある関係で、最近まで両国がどちらの遺産であるか争っていました。

最近は治安が落ち着き、一年を通して平和に観光できるようですが、軍人がうろついています。

入場料

10$です。

私は山頂までバイクで行ったので山頂で払いましたが、おそらく本当は麓のゲートで払わないとダメ。

駐輪場

プレアヴィヒアは(たぶん)自分のバイクでは行けません。

タイとの国境にあり、行くまでの道で一時的にタイに入ってしまうため、だそうです。

私は早朝に行ったら自分のバイクで上まで登れました。

たまたま前を走ってたのがカンボジア軍のトラックで、「GoGo!!」って言われたので付いていきました。

私がラッキーだっただけで、たぶんダメです。

入り口のゲートが山のふもとにあるので、そこでバイクタクシーに乗り換えるのが正攻法かと思います。

実際、途中でタイとの国境を越え、SIMカード会社から「タイへようこそ!」と言われました。



注意点

世界遺産とは思えないほど自由です。

崖には柵がありませんし、猿が近寄ってきます。

崖から落ちても自己責任です。間違いなく死ぬ高さの崖です。

猿は狂犬病に罹っている可能性があります。絶対に触らないようにしましょう。



10.給油の方法

カンボジアでは、ガソリンスタンドのほかにそこらの飲み物屋で給油できます。

※左の瓶にガソリンが入っています。



10.1 ガソリンの種類

カンボジアのガソリンスタンドでは、ガソリンの種類を記載していない場合もありますが、基本的に「90」以上のガソリンを入れてください。

数値はオクタン価を表しており、日本のレギュラーは89~91です。

つまり、89以上のガソリンを入れていれば日本製バイクは問題ありません。


ガソリンスタンド以外でも、小さな飲み物屋さんでガソリンを売っています。

緊急時は利用しても良いですが、混入物もありそうですし、なるべく避けましょう。

10.2 ガソリンの入れ方

ガソリンは フル! というと、満タンに入れてくれます。

「フル」か「マックス」どちらかで通じると思いますが、通じない場合は、Google翻訳かジェスチャーで何とかして下さい。

11.まとめ

どうでしたか?

発展途上国の中でも、カンボジアは発展していない部類に入ると思います。

ツーリングというより、冒険の要素が強く、非常に刺激的な体験ができる反面、危険が伴います。

生半可な覚悟で行くと痛い目にあいかねないため、「ちょっと海外でも走ってみるかな」というノリで行かない方が良いです。

しかし、覚悟を決めて行けば、地平線まで伸びる赤土、ジャングルの合間を駆けるトレイルなど、日本では絶対に不可能な体験ができます!

ぜひ調べて行ってみてください!

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