はい。
台湾、モンゴルと行ったので次はインドです。
インド産となって長いロイヤルエンフィールドでインドを駆け抜けます。
ロイヤルエンフィールドのBulletは公式曰く、1955年からほぼ設計が変わっていないそうです。
ヴィンデージブーム全盛の現代で、新車のヴィンデージに乗れるというわけです。
しかも後述しますが、めっちゃ安いです。
がしかし、治安の悪さ、詐欺の多さで有名なインド。
個人で行くのはちょっと気が引ける?実際のとこどうなの?
例によって個人旅行で行くか、ツアーで行くかの検討から始まります。
さて、どっちが良いのか。
ちなみに、結論から書くと私は個人旅行で行きます。
1. 費用はどのくらい?
モンゴルの時と同様に前提は下記とします。
・月〜金で5日間有給を取得し、土~次週日曜の9日間の行程
・レンタルバイクは到着日~出発前日の7泊8日借りる。
・飛行機は直行便
インドと言えばバックパッカーの聖地。
仕事を辞めて行く人や学生も多いと思いますが、あくまでサラリーマンの旅を前提として書かせてもらいます!
さあ、個人旅行とツアーでどのくらい差が出るのか…?
1.1 個人旅行の場合
航空機代:9万円 (12月の乾季、ハイシーズンの最安値)
レンタルバイク:18$ × 8日 = 1.7万円
ホテル代:4000円 × 9日 = 3.6万円
飯代:2000円 × 9日 = 1.8万円
ガソリン代:500L × 100円 = 5.0万円 (ガソリン代100円/L, 燃費20km/L 1000km走行想定)
その他雑費:3.0万円
合計:24.1万円
レンタルバイクやっす!
例によって道中壊れると嫌なので2017年式(1年落ち)のBullet350を選択してこのお値段です。
Bullet500だと22$/Day(左), Bullet350だと18$/Day(右)
ちなみに、このインドのバイク屋さん(リンク)に問い合わせたところ、
インドでは金属製キャリアは違法のため付けていないそうです。
みんなタンデムシートに荷物付けるんですって。
必ずタンデムシート装備車両を借りるようにしましょう。
1.2 ツアーの場合
ツアー代:43-48万円
※ 航空機代、レンタルバイク代、ガソリン代など込み
その他雑費:2.0万円
合計:50万円
1.3 比較結果
結果はこんな感じでした。
個人旅行:約25万円
ツアー :約50万円
ツアー高い!
と思うでしょうか。倍ですもんね。
けど、それには理由があるのです。
2. 旅行内容の差
個人旅行とツアーで倍近く金額が違うわけですが、何がそんなに違うんでしょう。
半額がツアー会社の利益ってのは、考えられません。
要はどこに行き、どれだけのリスクがあるか、が違います。
個人旅行は、街と街を繋いで観光をしながら旅をする観光重視のツーリング。
ツアーは、高山病と戦いながら標高5000mを超えるヒマラヤに挑むアドベンチャーツーリングです。
もうこれはどっちがやりたいの?って話であって、どっちが良いという話ではありません。
ヒマラヤも行こうと思えば個人でも行けると思いますが、
ヒマラヤは高山病になる恐れや、バイク屋/ガソリンスタンドがないなど、
リスクが伴いますので同行者が必ずいるツアーをオススメします。
ヒマラヤアタックした先駆者としてはYoutuberとして有名なノンアルコールライダーさんが動画上げてますね。
勝手に貼るとこちら(リンク)。
ノンアルさんのこれも私のモンゴルツーリングと同様にクルーズインターナショナルさんのツアーです。
これはこれでやりたいんですが、せっかくインドに行くならタージマハルとかガンジス川とか行きたい!
だから、街と街を結びつつ間の田舎道を楽しむツーリングにしようかなと思っています。
ルートの提案は現地レンタルバイク屋がしていたりもします(リンク)。
今回は個人旅行で一人なので危険度は増しますね…。
コレまで台湾一周、モンゴルと走りましたが、一番危険かもしれません。
3. ベストシーズンは?
インドは不思議な国です。
国がとても広く、一概なベストシーズンというのは存在しません。
その国土をわかりやすく言うと、
西端をイギリスに合わせると東端はモスクワに届き、
北端をスウェーデンに合わせると南端はアフリカ大陸に届きます。
インド、でかすぎるぜ…!
最初は1周したいとか思ってたんですが、
1周すると走行距離が2万キロとかになります。
仕事やめたらやるわ…。
話を戻すと…
インドの一般的な旅行のベストシーズンはいわゆる乾季となります。
南側で11月~1月、北側で11月~2月です。
しかし、ヒマラヤとなると全く逆になります。
7月〜9月がベストシーズンです。
というのも、レーなどを代表とするヒマラヤの絶景都市に行くためには
標高5000mを超える山を走り抜けなければならず、
夏以外の季節は雪が残り、バイクで走るのは困難です。
4. まとめ
どうでしょう。
インドは割とレンタルバイクの難易度は低いです。
昔のロイヤルエンフィールドは、
右側にシフトペダルがあったり、
キックしかなかったり、
と癖が強かったようですが、今は他のバイクと同じ仕様のようです。
念のため試乗してきましたが、左シフトでセルスタート、ABSまで付いていました。
航空券は安く、日本人が多く旅をしているためナレッジもあります。
しかし、詐欺や盗難が多く注意が必要な国です。
行くときは自己責任で行きましょう!
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