Twitter で一時期話題になった “公道で革ツナギがダサい” という話。
この記事では、なぜダサいと言われるのか。
Twitter では峠を走るおじさま達が顔を真っ赤にして感情論を繰り広げられており、目も当てられませんでした…。
結論から言うと、まあダサいとは言いませんが、
僕個人としては超恥ずかしいので一刻も早く帰宅したくなります。
時々サーキット行くからツナギで自走するんですけどね…。
※個人の感想です。公道で革ツナギカッコええやろ!って譲れない方にはお勧めできない記事となっています。
基本的には何着て走ろうと自由だとは思ってます。
そもそも革ツナギって?
いわゆるレーシングスーツってやつです。私も持っています。
画像のように、レーシンググローブとレーシングブーツを穿いて乗るのが一般的です。
サーキットで見るとマジでカッコいい。
じゃあなんで公道だとダサいのか…?
その理由について考えてみます。
場違い?
僕個人が思うのは、
あまりに場違いだから
と言うのが大きいのではないかと思います。
だって、公道ですよ。下道なら出して60km/hじゃないですか。
そんな中、「俺は攻めるぜ!」ってレーサーの競技用スーツ着て街中いるのは、傍から見ると浮いて見えます。
Twitterを見ていると
SSって言ったらツナギでしょ!
という意見もありましたが、
海で競泳水着着て、
「泳ぐって言ったら競技用でしょ!」
と言っているのと同じ感じで、そうじゃなくない?感が否めません…。
ぜひ一度冷静になって、
道の駅での親子連れからの目線を感じて下さい。
革ツナギでガソリンスタンド、コンビニにいると本当に周りに見られます。特に子供。
革ツナギが最も安全?
はい。コレもよく見る意見ですが、結論から言うと
公道だと最強ではないんじゃ…?
と思います。
この意見がかなり多かったですが…。
では、何がそんなわけないのか考えましょう。
怪我をしにくい?
そりゃ革ツナギは、シャツにジーパン、ノープロテクターよりは安全です。
しかし、大前提として革ツナギは、
サーキットでの
安全を考えられています。
だからガードレールもなければ、対向車も来ないことが前提で設計されています。
200km/hオーバーの超高速から転んだ時は、長いアスファルトを滑って、その先は柔らかい砂地や芝生であること、が前提です。
だから、革なんです。
公道のような…
- 対向車にぶつかって大きな衝撃を受ける
- 何かにぶつかってブッ飛び、打ち付けられる
- 壁やガードレールに挟まり関節が逆に曲がる
ってことは、考えてはいません。
残念なことですが。
なので…
- 衝突時のエアバッグ機能があるジャケット
- 逆関節を防いでくれるニーブレース
- 足首の関節部分が硬いブーツ
これらのような装備の方が公道では優れた安全装備と言えるのではないでしょうか。
※レーシングブーツはシフト操作のために足首が柔らかいです。
オフロードブーツを履くと足首の硬さに驚きます。
当然、バイク専用品であれば摩擦にも強いです。
あなたが200km/hから転ぶ運転をしていなければ、ライディングジャケットで十分に摩擦に勝てるはずです。
運転しやすい?
これも、そんなことないと思います…。
革ツナギの専門ショップに行くと、マシンに乗った体勢に合わせて、革ツナギをオーダーします。
基本的にはレーサーの前傾姿勢に合わせます。
(例外としてモタードのように上体を起こした姿勢のツナギを作ることもありますが…)
基本的にはバイク乗っているときの姿勢がベストであり、体を起こしてリラックスした時のことはあまり考慮しません。
だってサーキットで信号待ちしないもの
ツーリングの時にずっと前傾状態のやつ、見ないですよね…。
公道をずーっと攻めているなら別ですが、「革ツナギで公道で運転しやすい」ってのはちょっと無理があるかなと思います。
足もステップに置いているのが前提です。
個人の感想ですが、ハッキリ言って、
公道での運転はしやすくないです。
もしツナギを着て直立不動で立って楽そうな方がいたら、サイズが合ってないか、モタードツナギかどっちかですかね。。
まとめ
これは個人的な感想ですが、
私が出会った公道でツナギを着る人は、たいてい無茶な運転する人です。
峠で膝を擦ったり、過度なスピードオーバーをする人です。
カッコいいから、安全だから、走りやすいから~
そうやって理由をつけて革ツナギは着るものの、実のところは、
- 革ツナギを着ないと危ないと思うような運転をしているから
- 膝を擦るように攻めるのが好きだから
- レーサーのような格好でレーサーのような走りをしたいから
こんな理由が本音の人がほとんどに感じます。
革ツナギを着て安全にツーリングだけしてる方、いるんでしょうか…
大変申し上げづらいですが、
公道で危ない運転をしてるのがダサい
ということが、「公道の革ツナギダサい」に結びついてないでしょうか。
好きな格好で走れば良いとは思いますが、革ツナギを着ても公道では格好だけで安全運転でいきたいですね。
自走でサーキットに行ってるのですが、行き帰りレーシングスーツを着たままです。荷物も減りますし。ダサいのでしょうか?レーシングスーツを着ずに行くと荷物が増えますどうしたら良いのでしょうか?
私も自走勢なのでサーキットに行くときは着て走ってます!
正直、移動途中の公道ではカッコいいとは言えないと思っています…。(個人的な意見ですが)
ツナギをツーリングバッグに入れて運ぶ人もいます。真夏は熱中症対策としてもアリだと思いますが、とんでもなく荷物が増えるので結局着ていくのが効率的ですね。
この記事はどちらかというと、峠(公道)でツナギを着て走ってる人向けの記事です。
レーシングスーツで公道はダサいよ。
ダサいというか場違いな自覚がないとかヤバイ奴。
場違いだけど面倒いからま、いっか。って感じでいくならわかる。
サーファーがウェットスーツ着て車乗っててみ。ダサいやろ。
ゴルフ行くやつがゴルフウェア着て行ってもダサい。