バイク乗りが好んで履く「バイク専用ジーンズ」、各メーカーが出していますよね。
私もHYOD、56Designと2本持っています。
「ぶっちゃけ転んだとき本当に効果あるの?」というのは疑問だと思います。
今回、実際に転んでみたのでダメージ具合を見ていきましょう!
転んだ状況
冬の箱根、塩カルが撒かれた道路でスリップダウンしました…。
車体は対向車線に出ましたが、対向車はなくガードレールへの衝突もありませんでした。
私はスリップした箇所に尻から落ち、数メートル滑って止まりました。
では早速ダメージを見ていきましょう!
デニムのダメージはどう?
履いてたのはHYODのウインターデニム。
生地はコーデュラなどは使っていません。が、バイク用とあって、引き裂きに強いデニム生地のようです!
膝には両足1枚ずつプロテクターが入っています。
で、転んだダメージがこちら!
デニム前面のダメージ
デニムの前面はノーダメージ!
ハッキリ言って膝のプロテクターなんか何の役にも立ってません。
分かっていましたが、今回のようなスリップダウンでは膝は打たないですね。
もちろん滑った先にガードレールなどがあり、膝を打つことが考えられるので意味はあります。
デニム背面のダメージ
デニム背面は削れが…!
特にお尻の部分はポケットの裁縫がほつれ、生地自体にもダメージがあります。
今回のようにスリップダウンでケツから落ちる場合、ケツにパッドがないと意味がないですね。
最近お尻にガードを入れられるデニムが増えましたが、効果は大きそうですね。
今回分かったバイク用パンツに大切なこと
スリップダウンした際に大切なことは2点
- 摩擦への防御力はマジで大事
- プロテクターは尻にも必要
ケプラー素材のデニムなどは効果が高そう
PMJや56Disignのコーデュラ生地のデニムは有効そうですね。
滑った先に障害物があった場合
滑った先に運悪くガードレールや対向車がいた場合は、背中や胸部、膝のガードも役に立ちそうです。
その場合は、デニムに内蔵するタイプより逆パカ防止のニーガードの方が効果が高いと思います。
ハイサイドした場合
公道でハイサイド(スリップ後、グリップ回復によりライダーがブットぶ現象)した場合は、パンツより上半身のガードが大事だと思います。
(公道でハイサイドするほど攻め込むことは少ないと思いますが…)
一度サーキットで軽いハイサイドを起こした際は肩から落ちました。
まあハイサイドまで行くと転び方は無限通りあるので何も言えない…。
ハイサイドを起こさないような運転をすることを願いますが、怖い人はガッチリ目のプロテクターが良いでしょう。。
まとめ!いのちをだいじに!
ライディングウェアってちゃんと効果あるんですね…。
ユニクロのチノパンとかで乗ってるとズボンが擦り切れて大根おろしされると思いますので、注意しましょう。
無事に家に帰るためにも、バイク用パンツは専用品を!
ケツから落ちて痛かった…。