非常に難しかった…。
ほぼ自分用のメモになるので、Te乗ってない皆さんには不要な情報です。すまん。
Husqvarna Te250i(2022)の外装の取り外し方法をメモしておきます。
いまこの状態のはず、コレの外装を全てひん剥いてストリップする手順となります。
やり方が分かればできるけど、やり方わかんないまま進めるとマジでぶっ壊すので注意しましょう…。
もくじ
外装取り外しに必要な工具
一般的な工具セットは用意しましょう。
適当なので良いですが、私はTONEを使用してます。
上記のようなヘキサゴンを含むソケットのセットに加え、トルクスが必要です。
SK11とかので大丈夫なはず。
さらに6mmというかなり小さいソケットも必要です。
日本車の整備で6mmはほぼ使わないので持ってない人が多いかも…。
サイドカバーとシート取り外し
まず進行方向左のサイドカバーから取り外します。
赤丸のあたりを手で掴んで手前に引っ張ると外れます。
工具は不要の漢仕様。これがスウェーデン品質。
左サイドカバーを外して見えた赤丸のネジを緩めます。
トルクスが切ってありますが、外側の六角部分を掴めば普通のソケットでも外せます。
シートは進行方向後ろ側に引っ張れば外れます。
右サイドカバーもネジで止まっていません。
この辺を引っ張ると取れます。
これでサイドカバーとシートの取り外しは完了!
ここまでネジ1本しか外してない。脅威の整備性。
サイドカバー(小)の取り外し
これの名前なんて言うんだろう…?
赤で囲ったサイドカバーの下の小さい部分の取り外しです。
外側に見えてる「いかにも!」って感じのネジはいくら外しても無駄です。
裏側のネジ1本で止まってます。
左側のサイドカバー(小)の裏のネジはコレ
右側のサイドカバー(小)のネジはコレ。
サイレンサーに隠れて右側は取り外しづらいです。
あとは①進行方向後ろ側に引っ張る②手前に引き抜くの手順で外れます。
シュラウド取り外し
シートを外すとタンクとシュラウドを固定している赤丸のネジ4点が見えます。
全て外します。ここで6mmソケットが必要となります。
外せたら今度はラジエーター側のネジ左右各2本を外します。
そしたらシュラウドを進行方向後ろに引っ張ると外れます。
右側も同様の手順で外れます。
タンク取り外し
なるべくガソリンを減らしておくと作業が楽です。
タンクを外す際は先にガソリンホースを外します。
クイックリリース式になっており矢印部分のスイッチを押すと手で外れます。ホースに入ってる分のガソリンが漏れるので注意。
ホースが外せたらタンクのこのネジを外します。
下の画像のようにシュラウドをつけたまま取り外しも可能。
青いペーパーウエスを敷いた箇所がガソリンホースの接続口になってるので丁重に扱いましょう。
いまこの状態のはず。OKでしょうか?
ヘッドライトとフロントフェンダーの取り外し
フロントフェンダー下にあるネジ2本を外します。
次にヘッドライトとフォークを留めてるゴムバンド2本を手で外します。
フロントフェンダーとヘッドライトの間の突起を外したら、ヘッドライトが手前に倒れるので赤丸3点のコネクタを外します。
小さいカプラーがウインカー2点、大きいカプラーがヘッドライトです。
緑色のテープが巻いてある方が右ウインカーでした。
あとはブレーキホースをヘッドライトから外したらヘッドライトが外れます。
ヘッドライトを変える人は赤丸5点のネジを外すとライトユニットが外れます。
ヘッドライトで隠れていたフロントフェンダーとトリプルクランプをつなぐ2本のネジを外します。
いまこの状態。OKでしょうか?
フォークガード取り外し
フォークガードは3点のネジを緩めるだけ。
進行方向左側だけブレーキホースをまとめるバンドがあるので注意しましょう。
ちなみにブレーキディスクガードをつけると干渉するので左のフォークガードが外せなくなる。
ブレーキディスクガードをつけた後、左フォークガードを外す場合はホイール脱着が必要となる鬼畜な仕様です。
テールカウル(リアフェンダー)取り外し
マジで鬼門。ぶっ壊さないように気をつけましょう。
まず下から見える赤丸6点のネジを外します。
一番左のネジはウインカーではなく、ウインカーの奥にある小さいネジなので注意。
そしたら表のネジ2点も外します。
その後、右サイドカバーで隠れてた部分の配線を外し、長めに引っ張っておきます。
ここが鬼門!ぶっ壊さないように!
これでネジ自体は全て外れていますが、引っ張っても外れません。
下の画像の赤線部分にマイナスドライバーを突っ込んで外側に抉ることで外れます。
リアフェンダーを左右に揺らしつつ後ろに引っ張りながら、マイナスドライバーで抉るのがコツです。
この辺のパーツはFRP的な素材でできてるため、マイナスドライバーのテコで力をかけすぎると壊れます。注意しましょう…。
このお姉ちゃんの動画がすごく参考になります。
なぜかナンバープレートやリアウインカーごと外れる仕様です。下の画像で合ってます。
あとは白い部分のリアフェンダーを外側にそっと開けば黒い部分のナンバーステーが外れます。
まとめ。素っ裸になりましたか?
全体的に外側から観察しても外し方分かんないからガチで苦労した。
ネジなしで外れたり、表から見えるネジが全部関係なかったり、マイナスで抉らないとダメだったり…
ここまで苦労した要因は、ハスクのユーザマニュアルに外装の外し方が一部書いていないからでした。
マジでハスクバーナの人、見てないと思うけど見てたら改善してくれ…頼む…
外装外しは整備の最初の一歩になるから死活問題だわ…。
とりあえず、これでTe250の18~23までの人は救ったと思いたい。
ここの手順変だよとかあったら教えてください。
他の部分はマニュアルと経験で普通に出来たのですが、リアフェンダーだけはガチで外せなくって困っていました。壊す前にこちらにたどり着いて助かりました!マジ感謝です。
嵌合部とかボルトの方向から後ろに外れるだろうことは予想しておりましたが、正直お手上げでした。
分かります!
リアフェンダーはマニュアルにも書いてないし本当にお手上げでしたね…。私も困ってYoutubeを彷徨いました笑
何かの助けになってよかったです!
はじめまして、私も外れなくてたどり着きつい力技を使ってしまうのでこれは壊すなと冷静なり
勉強させてもらいました が2024年TCは横のネジが無かったのです
後は自分でもどう外したか記憶に有りません、後ろへ引いたら抜けました
整備性は国産モトクロッサーのが楽です8mmTレンチ一本で全裸に出来ますぜ
コメントありがとうございます!迷いますよね。。これ初見で外せる人いるんですかね…笑
国産モッサーは整備性良いって聞きますね!YZ250公道仕様(オイル分離式インジェクション)が出れば…出る訳ないんですが笑