今までお世話になってたScrubDesignzを卒業し、RivalInkという新しいデカール会社に発注してみたので実際どうなのか書いてみます。
結論から書くと非常に良いメーカー。
WRにも使えるしデカールの品質は良い。
そこそこ安いし、カードの不正利用等の心配もない。
序盤はRivalInkの注文方法になってるので、完成品だけみたい人は目次から飛んでね
もくじ
RivalInkってなに?
RivalInkはオーストラリアのデカール屋さん。
日本でRivalInkのデカール貼ってる人はほぼ見ないので多分ほぼ被らない。
幅広い商品を取り扱ってて組み合わせて買うことで送料を抑えてたくさんカスタムできる。
- デカール(Graphics)
- 外装キット(Plastics)
- ゼッケンナンバーボード(NumberBoard)
- オリジナルカスタムジャージ(Jarsey Prints)
- オリジナルカスタムシートカバー(Custom Seat Covers)
- シャツ、パーカー等(Apparel)
※()内はサイト内の名称
外装キット、シートカバー、デカールを全て併せて買うと、バイク全体のデザインが可能。これが強いと思う。
ちなみにシートカバーは有名なTHRILL SEEKERS、外装はACERBISなので変なものは届かないです。
早速注文してみる。
気になるお値段を先に書いておくと
合計37,200円
- デカール $224.18(30,000円)
- 送料 $54.36(7200円)
円安で買ったから辛い…
円高になったらチャンスですよみなさん!
早速Graphicsの画面から注文してみる。
まずメーカーを選ぶが、めっちゃ幅広い。SURRONのデカール扱ってるメーカー初めてみました。
私は今回Husqvarna Te250のデカールを注文するのでHusqvarnaをクリック。
100種類以上のデカールが表示されます。選択肢ほぼ無限やんけ…。
例によってレーサー(TC250?)のイメージ画像で分かりづらい…
ヤマハのイメージもYZになってます。
が、後々解決するのでご安心ください。
気に入ったイメージがあったら選択してオーダーしていく。
私はこれにしました!レオパード!
赤枠の排気量を選ぶのを忘れずに…。
その後の項目は以下の通り埋めていきましょう。
迷ったらGoogle翻訳してもらおう。
項目は2023年2月時点のものだが、将来的に変わるかもしれない。
- Design Proof
必ず「YES(2 PROOF REVISIONS INCLUDED)」を選ぼう
2回までのデザインの修正が行える - PRINT BASE
特にこだわりがなければ「STANDARD」でOK
遊戯王味のあるホログラフィックを選んだりできる。激アツ。 - LAMINATE
GLOSS(艶あり)かMATT(艶なし)が選べる。
ここでも遊戯王味のあるGALACTIC(星のキラキラ?)が選べる。PRINT BASEと合わせてパラレルレアにしたい人はぜひ! - BIKE DETAILS
バイクの製造年数(YEAR)、メーカー名(MAKE)、モデル名(MODEL)、2スト/4スト(2/4STROKE)、外装の種類(AFTER MARKET PLASTICS SHAPE)を選択
(今回注文の例)
YEAR:2022
MAKE:Husqvarna
MODEL:Te250i, 2STROKE
AFTER MARKET PLASTICS SHAPE:Acerbis Plastics - RIDER DETAILS
名前を入れたい場合やゼッケン番号を入れる場合は入力する。
番号の塗り色や背景色を選べる。
番号も名前も要らない場合は空欄のままでOK。 - DESIGN CHANGES
お待ちかねのデザイン変更です。各種ロゴのpngデータを送ることでデザインに載せることができます。
著作権的にアレなので気をつけてほしいが、任意の画像をデカールにプリントできるぞ! - MINI PLATES
ちっちゃいヘッドライト部分のキーホルダー的なモノを作ってくれる。1個1000円強なので記念に欲しい人はぜひ! - SEAT COVER/PLASTICS
シートカバーと外装はいかが?って項目。
要らない人は無視でOK。 - FITMENT SERVICE
一緒に外装を買った人は貼り付けて送ってくれるサービス。
ただ、7000円くらいするので個人的には要らない。 - NOTES
備考欄。伝えたいアツい気持ちがあればこちらへ。
書けたらADD TO CARTをクリック!
支払いは絶対PayPalにしよう。マジで。
直接クレカ情報を入力するのは本当にやめとけ
(別サイトで不正利用された経験アリ)
注文後のやりとり
注文してしばらくすると、My Account > ORDERSのページにデザイン案が送られてくるので必ずチェックしましょう。
この時点でバイクの形にあったデカールイメージが送られます。
こんな感じ。
実際の画面はこんな感じです。
承認する前は「SUBMIT(チャット送信)」の他に「APPROVE(承認)」「REJECT(拒否)」があり、2回までREJECTできる。
チャットで「ロゴを変えて」とか「色を変えて」とかやりとりしながらデザインを完成させましょう!
英語に自信がない人は全部Google翻訳で翻訳しもらおう。
あっちもジャップの英語能力に期待してないから、テキトーな英語でも大丈夫です。
APPROVEから2-5日で完成、発送されます!
ただし、外装キット(1~2週間)、シートカバー(4~5週間)と一緒に注文した場合は、同梱して送られるので長期間待つ必要があります。
(私はシートカバーも頼んだので注文から5週間後に発送されました)
待つこと5週間…いざ開封の儀
届いた姿がこちら。
曲がらないように段ボールで挟んで届いたものの、画像左側の端が少し曲がっていた。
しかし、折れてはいなかったし貼るのは問題ないので及第点。
ラッピングを開けたらオーストラリアの匂いがした。
個人輸入する人は分かると思うけど、商品と一緒にその国の空気を運んでくるから各国独特な匂いするよね。
いざ開封!
デカールの厚さも良い感じです。
ちょっとやそっとでは破れなさそう。
光沢もよく印刷もクッキリ!ここまでは素晴らしいです!
ちなみにオマケもたくさんついてた。
偉いなと思ったのが、各デカールの配置図をつけてること。
特にフロントフェンダー周りとか複数にデカールが別れると、どこのデカールか分からなくなるんですよね。偉い。
デカールの貼り方の考察
ちなみにRival Inkはドライ貼りを推奨してます。
公式のデカールの貼り方(HowTo)動画はこちら。
ちなみに前回は水貼りしました。
今回ドライも試してみた個人的な意見はこんな感じ。
- 平面なパーツはドライでも問題なし。
→テール、サイドカバー等 - 曲面なパーツは水貼りの方が良い。
→ヘッドライト、フォークガード等
失敗が多い曲面は後で大きな修正が効かないドライは向かないと思いました。
逆に、平面ならドライでもOK!
エアの入るリスクは双方変わらないと思いました。後で大きな修正ができるか否かが大きな違い。
Rival Ink推奨の方法で貼ってみる!
早速貼っていきます!
今回は初めてウラガミワークス製のスキージーを使いました。お値段たったの500円。
そのレビューは別記事で…
細かいインプレは別記事書くけど、ウラワクのソフトスキージー買っとけば間違いない。
間違っても車用のスキージーをAmazonで買うな!
まず脱脂します。これはパーツクリーナーでも良いです。
徹底的にやりたい人はシリコンオフ等がオススメ。シートが使いやすいよ。
まずスタート地点となる箇所を決めて少しだけ裏紙を剥がします。
全体の位置を合わせて剥がした端を貼り付けます。
あとは裏紙を少しずつ剥がしながらスキージーで貼っていくだけ。
中心から外側に向けてスキージーを這わせるとエアが綺麗に抜けます。
出来上がりがこちら!
ドライでも綺麗に貼れます!
何度も言うけどスキージーの効果がマジでデカい。
指でやったら10分で指紋が無くなるのでケチらず買おう。
全部貼るのに2時間くらいです。良い感じの仕上がり!
完成!どうよ?イケてるっしょ?
うーんカッコええ。
全体的なチリも問題なく合ってました!
まとめ!Rival Inkええやん。
総評:素晴らしいです
海外デカールって当たり外れあるけど、コレは素晴らしい部類です。
長らくお世話になってたScrubDesignzもフォークガードやヘッドライトのデカールの形が合わずブチ切れたことがありますが、Rival Inkは大丈夫!
WR250R/Xも注文可能なようですので、みなさんもぜひお試しあれ!
海外デカール好きのみなさん、ようこそ。