コロナウイルスで外出自粛のなか、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
「出かけられないからバイクも自粛かー」って、そうではないです!
今こそ外出せずできる、バイクのメンテナンスをしておきましょう!
※自宅敷地内にバイクがある場合を想定しています。自宅の外にバイクがある人は外出を控えて下さい。
できるところからやりましょう!
上から難易度易です。
(1) 洗車
(2) チェーンの清掃、注油
(3) レバー関連注油、調整
(4) バッテリー充電
(5) オイル交換(フィルター/パッキン含む)
(6) ブレーキフルード交換
(7) エアフィルター清掃
(8) 空気圧確認
(9) チェーンの緩みチェック、調整
(10) アクスルシャフト注油
1. 洗車
みんな大好き洗車!
普段は適当にササーッと終わっている洗車も、この機会にエンジン回りまで丁寧にやってはいかがでしょうか。
歯ブラシにペーパーウェスを巻き付けてエンジン回りを磨くのも良し、外装を外して裏側まで洗うのも良しです!
私はワックスを丹念に塗りました!オススメはこちら。
2. チェーン清掃、注油
みんな大好きチェンシコ!
僕の場合はこんな順序でやってます。
1.メンテナンススタンドにかける。
2.チェーン清掃用シャンプーを吹きかけてしばらく放置する。
3.シャンプーを流し、再び新しくシャンプーをかける。チェーンを磨く。
4.チェーンルブを吹く
大事なのは、駆動するチェーンの中心を綺麗にし、注油すること。
バイクの外側から見える部分を綺麗にしてもあんま意味がないです。
チェーン清掃道具を持っていない方はこの機会に!今後も使いますよ。
チェーンオイルはガンガン使うので、KUREのような安いもので良いですが、余裕がある人はゾイルを試してみて下さい。
驚くほど駆動が軽やかになります。(取り回しで分かるレベルです)
3. レバー関連注油/調整
レバーも注油してあげましょう。大体どのバイクも同じ手順です。
クラッチ側から。
上側のこのネジと
下側のこのネジを緩めます。
上下のネジを抑えて回してあげます。
そしたらレバーにワイヤーが付いた状態で、ハンドルから離れると思います。
レバーからワイヤーを外してあげます。捻ると外れますので、構造を見て外してください。
右側も同様にネジを緩めて外します。
右側はワイヤーがない代わりにバネが入っていると思います。なくさないようにしましょう。
レバーが外れたら、パーツクリーナーとペーパーウェスで綺麗にします。
そしたら、ネジとネジ穴を万能グリスでグリスアップします。
これでレバー側のグリスアップは完了。
使用したのはデイトナの万能グリス、安いし何にでも使えるので買っておきましょう。ペーパーウェスはキッチンペーパーとかで良いです。
ワイヤー側はネジを回して、ワイヤーを外します。
外したワイヤーのゴムカバーをずらして、このくらいワイヤーが見える状態にします。
そしたらワイヤーインジェクターをワイヤーに取り付けます。
取り付け方は…ネジを緩めてワイヤーを嵌めてネジを締めるだけです。
そしたらこの穴から注油します。
あとはレバー側のタイコをはめる穴など、シリコングリスで注油しておきましょう。
戻すときはレバー位置を調整しましょう。
レバーをつけた状態で下の図の赤を緩め、青を回すことでクラッチの遊びが調整できます。
調整し終わったら赤を締めて固定しましょう。
使用したのはこのインジェクターとオイル、ヤマハの公式ページの説明でも使用されているインジェクターです。
この辺は定期的に行うメンテナンスなので、持っていない人は買った方が良いでしょう。
4. バッテリー充電
バッテリーを充電します。
定期的に充電してあげることでバッテリーの寿命が延びます。
まずは外装を取り外します。(WRの人はこちらの記事を参照)
バッテリーが見えた状態からスタートします。WRはこんな感じ。
バッテリーは画像真ん中のゴムバンドで留まっているので、ゴムバンドを外します。
ゴムバンドの下を覗き込むとこんな感じ。
奥に押すと外れます。
ゴムバンドを外してこの状態。
そうすると、黒のゴムの下にマイナス、赤のゴムの下にプラスのネジが出てきます。
プラスドライバーで外れます。
この時、マイナス(黒)から外しましょう。
取り外し=マイナス
取り付け=プラス
が最初と覚えておきましょう。車でも同じです。
マイナスを後に、プラス(赤)を外していきます。
これでバッテリーは取り外し完了です!
充電器に接続し、充電します。
このとき、プラスを先につけて、後からマイナスをつけましょう。
充電が終わったら逆手順で取り付けて下さい。
充電器はチープなもので良いです。持ってなければ買った方が良いです。
5. オイル交換
みんな大好きオイル交換です!
距離を乗ってなくても半年ごとに交換してあげて下さいね。
5.1 オイルを抜く前に…
まず最初に確認したいのがオイルを入れる口です。
なんで最初に入れる口?!って思うかもしれませんが、オイルを抜いた後ここが固着して開かなかったことを考えて下さい。
オイルが入ってないバイクを押してバイク屋に行くはめになります…。
先に確認し、どうしても無理ならオイル交換は自粛明けにバイク屋さんでやりましょう。
5.2 オイルを抜く
注ぎ口が開くことを確認したら、オイルを抜いていきます。
ポイパックを下に設置し、手袋をします。
# 手袋は100均とかのキッチン用でいいです。
そして逆時計回りで緩めます。
あとは全部抜けるのを待ちましょう。
5.3 フィルター交換
オイルが抜けたらフィルター交換をしていきます。
WRの場合、バイク右側の3点のボルトを緩めます。
このカバーを外したら100%オイル垂れてくるのでウエスを用意します。
外すとフィルターが出てきます。
フィルターをカバーから外したらパッキンも外してあげます。
爪楊枝でほじくるとポロっと取れます。
大パッキンはカバーについてるこれ。
小パッキンは本体のカバー上のこれ
あとは、古いフィルターのオイルを指につけて、新しいフィルターに塗ってあげます。
あとは新しいフィルターをカバーにつけて戻すだけ!
5.4 オイル投入
下のドレンボルトを締めてオイルを注いでいきます。
ボルト締め忘れると全部下から出ますよ。
規定量のオイルを入れていきます。
バイクを起こして上と下の線の間にオイルが来たらオーケーです。
今回使ったのはコレ!
ヤマハが工場ストップしてて株価爆下がり中です。オイル半額で安いですし、買い支えましょう!
書くの疲れてきた!
残りは次記事で!
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