簡単!オフモタのシート張り替え方法解説!【ハンドタッカー】

けん

「簡単」とか書いちゃったけど、大人1人だと苦労する。
2人いると確実なので友達を呼んで作業しよう!

オフモタのバイクカスタムで定番のシート張り替えを解説します!
ちなみに私のWRはMotion製のオールグリッパーシートカバーが付いてたりします。

今回はTe250で説明しますが、やり方は全部の車種で共通です。

シートを変えるとこんなメリットがありますのでぜひチャレンジしてください!

シートを変えるメリット
  • グリップ力が上がる
  • 見た目がイケてる
けん

シートの前半分だけ滑る、後ろだけグリップするという仕様にもできる。

オフ車のシート交換に使う道具

けん

シート交換に必要な道具を紹介するぜ!

シートカバー本体

シートはEnjoyシートとかが有名です。

今回は海外モタード勢がよく使ってるTHRILL SEEKERSにしました。
個人輸入で送料込み$110(15000円)くらい。

けん

楽天もAmazonも取り扱いなし!
シートカバーだけ個人輸入するとコスパ悪いので、デカールと一緒に輸入するのがオススメ。

タッカーと針

タッカーと針は必須です。専用の針抜きもあると楽です。
特に針は6mmを別途購入することを強くお勧めします。

けん

8mmや10mmだと場所によって表に貫通する。
ハスクバーナ純正の針も6mmでした。

上記はハンドタッカーだが、貫通力が低くかなりキツイ。
エアコンプレッサーをお持ちの方は絶対にエアタッカーを買った方が良いです。

ラジオペンチ

持ってる人は購入不要。持ってない人も100均でOK。
中途半端に刺さった針の修正や押し込みにラジペンが必須です。

一応Amazon最安値っぽいラジペンはこちら。

強靭な握力

シートを引っ張る握力が必要です。
マジで腱鞘炎になりますので、可能なら引っ張る役のお友達を呼びましょう。

けん

力こそパワー

オフモタのシート張り替えの心得

最初にシート交換の注意点をまとめておきます。
コレを意識できるかで仕上がりが変わります。

シート交換の心得
  1. 仮留めのポジションが命。色んな角度から確認すること。
  2. とにかくシートカバーを張る。タッカーを打ち込む前は執拗に引っ張ること。
  3. ダメな針は一旦抜く決断をすること。

けん

根性と気合と愛があるかで仕上がりが変わります(ガチ)

ではでは細かい手順を説明していきます。

シート張り替えのやり方(手順)

数日に分けても良いから時間はたっぷり用意しましょう。
タッカーの音が結構大きいので昼間の作業を推奨します。

手順0.純正シートの仕上がりをチェック

まずお手本になる純正シートを観察しましょう。
純正の仕上がりはとんでもなく綺麗なので超参考になります。

純正のステープル数はおよそ110本でした。
張り替え時にも同じ数を打つのが理想だと思います。

けん

ハッキリ言って同じ仕上がりは無理なレベルで美しい。
使ってる器具が違うと思うけど、すごいわ。

手順1.純正シート取り外し

まずはシートを取り外します。ステープル抜きがあると楽です。

ホチキスの芯を抜くのと一緒です。引っ掛けるだけ。
地道に抜いていきます。

全部抜けました。すごい数…。

ステープルが全部外れたら手で剥がせます。

下の画像がシートカバーなしのシート。
使い込んだシートだともっと黄色いかもしれません。

洗車でシートが濡れている場合は、この時によく乾かしましょう。
濡れたままカバーをかけるとカビの原因になります。

ちなみに純正シートカバーはステープルなしでこんなに張ります。
新しいシートもこのくらい強い張りの状態でステープルを刺すようにしましょう。

手順2.シートカバーの仮止め

純正シートカバーが外れたので新しいシートカバーを貼っていきます。
こちらが新しいシートカバー。

まずはシートカバーをシートに被せます。

この時点でセンターがあっているか入念にチェックしましょう。
ここでズレたら後で修正できません。

(斜めから撮ってるのでズレてるように見えますが…)
前から後ろまでシートの真ん中が揃ってるかチェックします。

センターが揃ってそうなら、仮止めをします。
まずは赤丸の前後2点、次に青丸の左右2点にステープルを打ち込みます。

裏面をこんな感じで打ち込みます。
あくまで仮止め、位置を修正する可能性が高いのでステープルは1本で良いです。

繰り返しですが、2本目のステープル以降はシートは常に引っ張りながら打ち込みましょう。
上手くいくとこんな感じになると思います。

ここである問題に直面すると思います。

「おいおいハンドタッカーじゃ針が奥まで刺さらないじゃねーか!」と実際にやった方は気づくと思います。
失敗するとこうなります。

けん

諦めて抜きましょう。
ハンドタッカーでやると体感的には半分くらいのステープルが無駄になります。

ステープルが刺さらない時のコツは2点。

ステープルを奥まで刺すコツ
  • ハンドタッカーを垂直に強く押し付けて打つ!
    →押し付けが足りないと針が刺さりません。
  • 1mmでも針が刺さったらペンチで押し込む!
    →全く刺さってない針を押しても無駄ですが、少しでも刺さったらチャンスです。

ペンチで針を掴んで押しても良いです。
私はペンチの側面で押し込むことが多かったです。

仮止めした姿がこちら。
少し皺がありますが、コレを伸ばしながら全体の残り100本以上を打ち込むことになります。

手順3. ひたすら残りのタッカーを打ち込む

あとは全体的にステープルを打ち込むだけ。
対角に打ち込んでいくとセンターがズレないと思います。

何度も何度も繰り返しですが、死ぬほど引っ張ってください。
引っ張ってタッカーを打つことをサボると皺がよって全てやり直しです。

タッカーは純正ほど綺麗に止まりませんが、外れなきゃ良いと思います。

全部ステープルをさしたら余分な生地を切ります。

完成!これが張り替えたTe250のシートだ!

これが完成品だ!

けん

悪くないんじゃない?
死ぬほど手間が掛かった以外は及第点だと思います。
皺も少なくセンターのズレもほぼない。

まとめ。バイク屋にぶん投げる価値あり。

もし工賃が1万円以下ならバイク屋に投げた方が良いと思いました。
仲の良いバイク屋があれば道具だけ借りるのもアリでしょう。

けん

素人が粗末な道具でやると時間がかかるし仕上がりも悪い。
コレはバイク屋に投げる価値アリだと思いました。

お金がマジでない!バイク屋と仲が悪い!どのくらい大変か経験してみたい!
という物好きな方はこの記事を見てチャレンジしてみてください!

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