いま、WR250XのR化、いわゆるモタードのオフロード化を企んでいます。
「オフロードバイクにオンロードを履かせたモタード」に、「オフロードタイヤを履かせる」という…
オフロードのオンロード化バイクのオフロード化をしようとしています。もう自分でもよくわかりません。
何故こんなことをするのか、メリット、デメリットを書いておきます。
やり方は別記事もしくは動画で!
初心者でも絶対オフロード化できるように詳しく続きを書いています!
買い物リストや作業内容は以下の記事をみてください!
動画はこちら!
WR250Xをオフ化すると何が嬉しい?
オフロード化のメリットはずばり、オフロードが走れます!
なんてすばらしいんだ!
だと、記事にならないのでもう少し詳しく…
1.1 価格面
オフロードタイヤは安いです。
オンロードタイヤの本気でグリップするやつは前後5万くらいします。
対してオフロードタイヤはせいぜい3万、安い物なら1.5万円とかです。
つまり、ツーリングはオフロードタイヤ、スポーツはオンロードタイヤ!なーんてできたら最強なんです。
サーキットをたまに走るけど、ロングツーリングもしたい!
わがままな僕にとっては最高な訳です。
2021/2現在履いているDunlop D603は前後で1.6万円でした。やっすーい!
1.2 オフロードが走れる!
全国を旅をしていると、たまに「このオフロードを走りにきた」などという話を聞きます。
そう、良いオフロードは旅の目的になる程すばらしいのです。
しかし私のバイクのタイヤはオンロード、林道は走れません。
それで良いのか!!
旅人の血が騒ぎます。
オフロードを走れることは、確かなメリットなのです。
どこでも走れる。悪路だろうが、素晴らしい景色に行ける。
これは私にとって大きなメリットです。
私は公道は無茶をしない主義のゴールド免許ホルダー。ツーリングはオフロードタイヤで十分事足りるのです。
オフロード化のデメリットは?
ただ、オフロード化に関して確かにデメリットもあります。
特に初期投資が痛手ですね…。
2.1 導入費用
新品でオフロード化すると、合計12.9万円もかかります。
ホイール | 6万円 |
チューブ | 1万円 |
タイヤ | 1.5万円 |
前ディスクローター | 1.5万円 |
ディスクローターキャリア | 1.2万円 |
トルクレンチ | 0.5万円 |
オフロードスタンド | 1.2万円 |
合計 | 12.9万円 |
たけええええええ!
と思うけど、WR250R買うよりは安いです。
「オフロードのYZF-R1」をコンセプトに作られたオフロード性能を手に入れられるなら、13万円は惜しくないです。
実際のお買い物では中古を揃え、かなり安く揃えられました。
詳しくはお買い物リストの記事をみてください。
WR250Rと比較するとオフ性能は少し低い
左がRで真ん中がXです。乗り比べましたが、サスが結構違います。
RとXでは大きく次の違いがあります。
サスペンション
Rは柔らかく、Xは固いです。これは、どちらが優れているという話ではなく車種の特性です。
細かく言えばフロントのストローク長も違うはずです。Xをオンロード仕様にしても、完全にRの性能は得られません。
ただ、素人が乗るなら誤差の世界だと思います。
スプロケ丁
スプロケ丁が異なります。Rの方が加速に、Xの方が最高速に振ってある?
WR250R | 43丁 |
WR250X | 42丁 |
オフ化はXにRのホイールを履かせるので、自動的に43丁になります。
ブレーキディスク
フロントのブレーキディスク径が異なります。
WR250Rは250mmですが、WR250Xは298mmで大口径です。Xのディスクが大きいのは、オンロードスポーツ向けに、よく止まるように設計しているためです。
この違いのせいで、オフ化にはブレーキローターステーというマニアックなパーツの購入が必須です。
要するに、Rのホイール+RのローターではXのキャリパーがローターを噛めないのです。
そこで、Rのホイール+Xのローターを実現するため、ブレーキローターステーが必要です。なんてこった。
足付き
オンロードホイールよりもオフロードホイールの方が径が大きいので、足つきが悪くなります。
具体的には20mm高くなり、こんなシート高になります。
ノーマルシート | ハイシート | |
WR250X | 870mm | 905mm |
WR250R(オフ化) | 895mm | 930mm |
173cmしかないですが、ハイシート化+オフロード化でなんとか乗れています。
人間やる気があればなんでもできます。
まとめ!
WR250Xの皆さん、我々は恵まれています。
たった13万円払うことで、250cc屈指のオフロード性能を持つバイクを手に入れることができます。
こんなに簡単にポン付けできるバイクないですよ。
オンロード性能はかなり高い、オフロード性能も高い!
そんな夢にまで見たバイクが、あなたの目の前にあるのです!
ぜひチャレンジしましょう。
追記!オフ化してどうだった?
控えめに言って最高
世界が変わりました。
オフロードには、オンロードとは全く異なるスポーツの楽しみがあります。
林道探索をすれば、まだ見ぬ絶景に出会えます。
もし、この記事を見ているあなたがまだオフロード経験がないなら、今すぐオフ化するべきです。
駐輪場代や保険料が1台分なのにオンオフ両方楽しめるのも素晴らしいです!
続きはこちら。
オフ化して2年!感想と詳しいやり方を追記しました。