オフロード化第二弾、フロントの交換編です。
前回のお買い物した物を使って、オンロードホイール取り外し、オフロードホイール取り付けを行います。
例によって猿でも分かるようにやり方を書きます。
※交換方法の動画も作りました。参考にしてください。
フロントとリアで回を分けるつもりはなかったんですが、詳しく書いたら画像多過ぎて重いので分けました…。
前回はこちら。
お買い物は済みましたか?
では、このWR250Xのホイールを履いた状態からスタート。
フロントホイール取り外し
まずは車体左側のアクスルナットを外します。
こいつが22mm径のソケット(KTC製)…
無駄な買い物させやがって。
22mmソケットをつけたレンチでアクスルナットを緩めます。
※本来はトルクレンチで緩めるのは良くないです。持ってる人は普通のレンチで緩めましょう!
時計計周りなので、この角度で下に力を入れます。
アクスルナットが取れるとこんな感じ。
次に車体右側のフォークを留めているこいつを2本外します。
そして車体左側のフォークを留めているこいつも2本外します。
取れたらアクスルシャフト(刺さってる棒)を布を挟んでゴムハンマーか何かで叩いて抜きましょう。
ホイールを少し持ち上げながらやるとスポッと抜けるはずです。
抜けたあとは砂が付くと面倒なのでペーパーウエスか何かの上に置きましょう。
また、カラーを転用する人は外したカラーがどちらか分かるように置いて置きましょう。
今こんな感じ。
ここまで来ました?
念のためですが、ホイールを外した状態でブレーキを握ってはいけません。
ブレーキキャリパー内のパッドが完全にくっついた状態になってフルードを抜かないと戻せなくなります。
ディスクローター移植
フロントホイール取り付け…の前に、オンロードホイールについたディスクローターを外してオフロードタイヤにつけないといけません。
ここをケチらずディスクローターを2枚買ったブルジョワは飛ばしてください。
ディスクローター取り外し
まず、オンロードホイールからディスクローターを取ります。
ディスクローターを外すにはこの6本を外します。
ちなみにここで使えるのが6mmの6角レンチ。
あれ…聞き覚えが…
ここで買ったやつがそのまま使えました。ラッキー。
取れたらこんな感じ。
これもグリスでベタベタなので、ペーパーウエスの上に置いてあげましょう。
ディスクローター取りつけ
まずはZ-Wheelのディスクローターキャリアを付けます。
締めるのはここの6点。ボルトはWR250R用の黒いやつです。
なんてこった。
ネジ頭がトルクスでした。
持ってない人は買ってください。
で、取り付けたのがこちら。
一応、トルクを書くと12Nmです。僕は手トルクです。
あとは取り外したディスクローターを取り付けるだけ。
一応、トルクを書くと23Nmです。僕は手トルクです。
今回、ディスクローターは仮付けなのでネジロック剤は入れてませんが、本取り付けする方はネジロック剤を付けて数日放置してから走りましょう。
フロントホイール取り付け
まず、アクスルシャフトを戻す前にグリスを塗っておきましょう。
万能グリスを手でもなんでも良いので満遍なくたっぷり塗ります。
# 塗りが足りないとキーキーという鳴きに繋がります。
オフロードホイールにカラーを取り付けます。
この時、左右どちらか分からなくならないように、オンロードを外した時に気をつけましょう。
左側。
右側。
写真は貼りましたが、絶対合ってる自信がないのでカラーの向きは外した時の通りにしてください。
元に戻し、キャリパーにディスクローターを差し込みます。
同じディスクローターを使いまわした僕のような人はすんなりハマるはずです。
が、もう1枚ディスクローターを買ったような人は、ディスクローターが前より厚くなっているのでハマらないかもしれません。
この場合は下記のようなブレーキキャリパー内のピストンを押し戻すツールが必要となります。
コツはないですが…、
もうバイクの前にドカッと座ってしまって両足でホイールを支えながらフォークを調整する感じですかね。
で、キャリパーにディスクを嵌めたらシャフトをバイクの右側から入れていきます。
上手く入らないなら抜いた時と同様に、布を挟んだりしてコンコンと叩いていきます。
※この辺必死だったので写真があまりないです…。
で、緩めた時同様にアクスルシャフトを締めます。
トルクは63Nm。トルクレンチがガキンッと言うまで締めます。
あとはフォークも締めていきます。
ここは23Nm。僕は手トルクです。
右。
左。
で、今この状態です。
WR250RXですね。
最後にチェック
必ず、下記を確認してください。
(1)フォーク左右のビスを4本締めたか。
(2)アクスルナットを締めたか。
(3)ジャッキアップした状態でタイヤが綺麗に空転するか。
(4)空転した状態でフロントブレーキをかけてホイールがしっかりと止まるか。
ホイールを変えたら緩めた箇所だけ締めたか必ず確認しましょう。
最後に、※カスタム全般に言えますが、全て自己責任でお願いします。
続きを書きました!
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