WR250X/Rのスロットルチューブ交換方法のまとめです。
詳細に書いているサイトがないので、初心者でも分かるように書きます。
私はYZF-R6のスロットルチューブを使いましたが、YZ250Fでもほぼ同様の効果が得られるはずです。
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0.ハイスロットルってなんだよ!
分かってる人は読み飛ばして下さい。
ハイスロットルとは、少しのアクセル操作で大きくアクセルを開けられるようにするスロットルのことです。
逆はワイドスロットルです。
ハイスロ化すると、フルスロットルまでのアクセル動作が少なくなるため、楽になります。
逆に、少しのアクセル動作でたくさん進んでしまう(ピーキーになる)ため、街乗りには向きません。
WR250X/Rは公道仕様車なのでかなりワイドスロットルです。
サーキットやオフロードでフルスロットルする際、握り直しが必要となるため非常に運転しづらいです。
そのため、ハイスロ化しちゃう人が多いわけです。
1. お買い物
お買い物は1点だけです。スロットルチューブ以外は持っていない方のみ買って下さい。
スロットルチューブ(YZF-R6用の型番:2C0-26240-00)
グリップ(流用する人は不要)
グリップボンド(ある人は不要)
パーツクリーナー(ある人は不要)
2.グリップ取り外し
YZF-R6のスロットルチューブを購入すると、グリップがついてきます。

が、これはR6純正のグリップで左右非対称になってしまいます。
外しましょう。私は再利用の予定がないので切りました。

この状態からスタートします。

ちなみに、WRと比べるとこのくらいハイスロットルになります。
上がWR用、下がR6用です。

3.スロットルチューブ取り外し
純正のスロットルチューブを取り外します。
ハンドガードが付いている人は邪魔になるので緩めて下さい。

右レバーユニットが邪魔なので、ここを緩めます。

緩めたら少し上にズラしておきます。

そうしたら、スロットルユニットを緩めます。この2つのネジです。

すると、スロットルユニットが開きます。

スロットルチューブにアクセルワイヤーが巻きついているので外します。
ワイヤーは以下のようになってるので、ワイヤーをタイコ側に持ち上げれば外れます。

外れたスロットルチューブはこんな感じ。

パーツクリーナーをグリップとチューブの間に差し込んで吹き、グリップを外します。

これでスロットルチューブの取り外しは完了です!
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4.スロットルチューブ取り付け
次に、新しく買ったスロットルチューブの取り付けです。
と言っても、元の通り付けるだけです。
ワイヤーをスロットルチューブにはめて、スロットルユニットのネジを締めます。

ネジは開けた時と同じく、この2本です。

このとき、スロットルチューブが長いので、少しはみ出していると思います。

これはWR250X/R用よりも、R6用のものが長いためです。

カッターか何かで切り取りましょう。ヤスリでも頑張ればいけるかと思います。
私はパイプカッターを使用しました。

切り取ったのがこちら。

この時点でエンジンを掛け、アクセルチューブを回して回転数が上がるか確認して下さい。
あとはグリップボンドをつけてグリップを取付け、最後に右レバーのユニットを締めます。

ハンドガードを緩めた人は元どおり締めて下さいね。
5.完成!
これで完成です!

体感は、少しピーキーになったくらいであまり変わらないです。
本当にぶん回した時に握り直しが減るだけで、街乗りでは効果が感じられないかもしれません…。
とはいえ、WRは純正ハンドルで右側にコケるとスロットルチューブが割れがちなので、その時はついでにカスタムしてみては!
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