WR250X/Rのハンドル交換第二弾です。
この記事では古いハンドルの取り外し、新しいハンドルの加工までを記載します。
前の記事はお買い物編で、こちらです。
お買い物は済みましたか?
では、古いハンドルの取り外しから始めましょう!
1. 古いハンドルの取り外し
ハンドルを取り外していきます。
ハンドルを握った時の左側から取り外していき、最後にハンドルを取り外します。
1.1 左スイッチボックス
左のスイッチボックス(ウインカー、ハイビームなど)の取り外しです。
ここにあるネジを外してください。
下から見るとこんな感じ。プラスネジ2本です。
外れるとこんな感じ。
諸々のケーブルがタイラップで留まっているので、切って外しましょう。
1.2 左レバー周り
左のレバー周りの取り外しです。
このネジを外してください。
外れるとこんな感じ。
ミラーごと外れます。
1.3 右レバー周り
右のレバー周りの取り外しです。
このネジを外してください。
外れるとこんな感じ。
1.4 右スイッチボックス
右のスイッチボックスの取り外しです。
このネジを外してください。
外れるとこんな感じ。
1.5 スロットルユニット
スロットルユニットの取り外しです。
このネジを外してください。
スロットルコーンにグリップが付いたままなので、パーツクリーナーを吹いてグリップを外しましょう。
※流用しない人はカッターで切っても問題ないです。
その際、コーンごと切らないように気を付けましょう。
ここまできたらスロットルコーン(白い筒)はスポッと抜けます。
1.6 左グリップの取り外し
左グリップを流用する人は取り外してください。
※私は流用しないので取り外しませんでした。
パーツクリーナーを吹いてグリップをねじりながら引くと取れるはずです。
1.7 ハンドルの取り外し
いよいよハンドルを外します。
ここのネジ4本を取り外してください。
ネジは流用するので失くさないようにしましょう。
ハンドルロックして作業をすると、外しやすいです。
ここまできたらいよいよハンドルが取れます!
1.8 ハンドルポストの取り外し
第一の鬼門、ハンドルポストの取り外しです。
ハンドルポストはステムの裏側を17mmナットで留めています。
しかし、ここにレンチは入りづらいです。
ラチェットハンドルを使用して外すのですが、ソケットがギリギリ入るくらいの隙間しかありません。
左側は、難なく外れると思います。
右側が本当に隙間がないです。
右側は、ハンドルを右に切ってソケットを差し込みました。左に切っているとフレームと干渉してしまいます。
私の工具ではなんとか外れましたが、工具によっては外すのが難しい場合があると思います。
ステムを外し、裏返すしかない場合は、バイク屋に頼ることも検討しましょう。
※フォロワーさんの情報によると、以下の手順でも外れるそうです!情報提供ありがとうございます!
1. ハンドルをポストに仮固定する
2. メガネを差し込んでナットを掴む
3. ハンドルを回す
外れるとこんな感じ!ナットは流用するので失くさないようにしましょう。
今こんな感じ。ここまでできましたか?
2. 新しいハンドルへの加工
新しく買ったハンドルに対し、横幅の調整と穴あけを行います。
2.1 ハンドル幅の調整
ハンドル幅は好みの話なので、長さを変えない人は読み飛ばしてください。
ハンドルによっては5mmごとに目盛りが振ってあります。
WR250R/Xのハンドル幅は777mmですが、社外ハンドルの横幅は800mmを超えることが多いと思います。
好みに合わせて切りましょう。
Zetaのハンドルシュミレータが便利で、どんな数値のハンドルにしたら何が変わるか確認できます。
ハンドル幅を決めたら、金ノコでカットします。
私はパイプカッターを使用しましたが、本気で切れないです。
片側で1時間掛かります。本当に。
30分でこのくらい。
テーパーハンドルが分厚く、頑丈であるという側面もあるのでしょうけど、やめた方が良いです。
カットしたら、金属用ヤスリで切断面を削りましょう。
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2.2 穴あけ
ハンドルに穴を空けます。
これも非常に大変でした。
電動ドリルに穴あけ用のドリルビットを付けます。
これも1穴15分くらいかかります。
テーパーハンドルの人は分厚いので、根気よく頑張って下さい。
まず、穴を空ける位置を決めてマーカーで色を付けます。
穴の位置は、古いハンドルを参考にしましょう。
私はハンドル右端から[13]cm[16]cmの長さを測って穴を空けました。
ハンドルを取り付ける時の角度によって、穴の位置が変わると思うので、自分のポジションをイメージしましょう!
色を付けたら、その位置にポンチで跡を付けます。ドリルがズレないようにするためです。
ポンチはこんなチープなものでも良いと思います。
私は押し付けたら自動でポンチが打てるオートポンチを使用しました。
ポンチで付けた跡に2mmの穴を空けます。
その後、3mm,4mmと大きくします。
確か、右側の穴が4mm、左側の穴が4.5mmでした。
外したハンドルの穴にドリルビットを挿すと穴の大きさが分かると思います。
悪いことは言わないので、いきなり4mm空けようとしない方が良いです。
どんどん斜めにズレていくので…。
右は失敗しました。左は成功。
3.まとめ
ハンドルに穴は空きましたか?
長くなるのでいったんここまで!
次回はハンドルの取り付けです。
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